第1357話 サーブ

2025年3月11日

第45部-強制的バレー

t f B! P L
翌日学校で守君と話をした。

守「・・・そういうことか。
先生も追い込んでくるなぁ」

守君も理解したみたいだ。

だからといって・・・
どうすればいいかはわからない

当面はやはりレシーブになる。
たださっさと覚える必要がある

休み時間に体育館へ行って
バレーボールを一つ拝借した。

そのボールを使って練習する。

とにかく体に覚えさせるように
レシーブでキャッチボールした

昼休みもずーっと同じように
練習を続けた。

1週間が過ぎた頃・・・
慣れてきたので遠くからボール
を投げてレシーブをしていた。

そしてまた1週間が過ぎた。

土曜日のバイトを休みにして
僕達は体育館の練習に参加して
練習の成果を見てもらった。

ドンッ・・・

多田「お~。できてるやーん。
短期間ですごいすごーい」

司「苦労しましたもん」

魂輝「僕はずっとバレー部に
教えてもらってましたよ」

木塚「やっぱ若いから。
飲み込みも早いんやね~」

軽く投げられて返しただけで
こんなに褒められていた・・

桐谷「これやったら大会まで
に間に合うね。よかったぁ」

増山「あたしらも頑張ろう」

レシーブはひとまず終わり
次にサーブを教えてもらう。

一番簡単なアンダーサーブを
教えてもらい練習をしてた。

アンダーサーブは割と簡単で
すんなりとできた。

次によくあるサーブの打ち方
のフローターサーブを教えて
もらった。

フローターサーブになると
コートに入る可能性は低くなり
入ったり入らなかったりした。

司「あれ~?安定せーへん」

木塚「フローターサーブはね。
コートの正面に向かって片足を
前に出した状態で構えるの。

それで両足は肩幅くらいに開いて
前に出した足は狙いをつける方向
に向ける。

そしてトスを上げると同時に
上体を反らして手を後ろに振って
重心を後ろから前に移動させながら
ボールインパクト時に肘を伸ばして
打つの」

司「なるほど~。そうですかぁ」

守「やっぱコツはあるんやなぁ」

教えてもらった通りに何度も打つ
ずっとこの練習をしていた。

ガララララッ・・・

体育館の扉が突然開いた。
誰かが中へ入ってきた。

野田「すんませーん。野田です~
様子を見に来ましたぁ」

司「あっ。先生や」

魂輝「なにしにきたですか?」

守「しらへんけど」

ひとまず練習を止めて休憩。
先生はこっちへやってきた。

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