守「俺らが間違ってた。
悪い。洋平。迷惑かけた」
洋平「いえ。やるからには
全力で勝ちを探しましょう。
分家の得意なパターンを本家
も真似してますから」
分家から見ると先生は普段
適当なように見えるけども
本家から見ると先生はまた
違って見られていた。
そのまま戦術やポーカー論の
話をして時間が過ぎていった。
僕と理子は夕方からバイトで
先に店を失礼して一緒に行った
司「あ~・・・疲れたぁ・・
バイトも忙しくなったなぁ」
バイトはバイトで忙しかった
とりあえず店長にシフトの
都合がつくか相談をしたが。
店長「宮根君が休むとなると
なかなか店が廻らないから」
司「そうですか・・・」
休みは期待できなかった。
もうバイトの構成が僕を中心
に考えられてしまっていた。
理子を迎えに行ってバイクで
家まで送ってから僕も帰った
司「ただいまぁ~」
京美「おかえり~お兄ちゃん
今日夜ご飯京美が作ってん」
司「へぇ~。そうなん?
じゃあ先に食べよっかな~」
本当は風呂に入りたいが・・
京美が嬉しそうだったので
先に食べてあげようと思った
椅子に座ってご飯を食べる。
ハンバーグとスパゲティだった
司「うん。美味しいやん。
京美が1人で作ったん?」
京美「うん。頑張ってんよ。
京美はいつもみんなになにか
してもらってて甘えてるだけ
やから。ママに相談したら
料理は女の一生の技になるから
料理覚えたら?って言われてん」
司「あはは。そうなんや。
美味しいよ。京美」
京美「よかった~。今度は
味噌汁覚えようと思って~。
料理ってけっこう楽しいねん」
京美も色々とできないことを
やろうとしてるのに驚いた。
ご飯を食べて風呂に入った。
風呂から出たら父さんが帰って
きてて京美のご飯を食べてた。
京美「どう~?美味しい?」
父「あぁ。美味しい」
京美「よかったぁ~。ママに
作り方教えてもらってん~」
父「いいお嫁さんなれるな。
この調子で頑張ってみてな」
京美「うん。今度は味噌汁を
作ろうと思ってるねん~」
父「そうか。おっ。司。
京美のご飯食べたか?」
司「さっき食べたよ。京美と
父さんのやりとり見ててさっき
の自分見てた感じやった」
父「そうなんや。じゃあ父さん
もお風呂入ってこようかな。
ビールのアテで食べるわ~♪」
父さんも優しいので京美のご飯
を先に食べていた。本当は先に
風呂に入って出てからビールを
飲みたいみたいだったけど。
父さんがお風呂に入っている間
京美と一緒にテレビを見てた。
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