第1347話 細かいルール

2025年2月25日

第45部-強制的バレー

t f B! P L
おばちゃん達は体育館を
土日で借りて練習していて
普段は主婦したりパートを
したりしながら合間を見て
走ったりトレーニングを
したりして体力作りをして
いるということ。

翌日からは僕達は始業式と
学校があるということで
基本的には個人練習となる

魂輝君はほぼ土日はくると
いうことになったのだけど

僕と守君はバイトがある。
なのでなるべく都合をつけ
るがなかなか時間は合わない
という問題が残っていた。

とりあえず挨拶をして僕達は
先に帰ることに。

帰りの電車の中で色々と話し
僕と守君は学校でバレー部に
相談して教えてもらうという
形をとり自主錬することに。

家に帰るともう夕方だった。
母さんに色々と聞かれ話した

母「へ~。じゃあ多田さんと
バレーすることなったんや」

司「うん。なんか大変や。
足手まといにならへんように
頑張ってみるしかないけど」

僕は適当な返事をしてた。
この時はまだ軽く考えていた

母「多田さん頑張ってるし
なんとか勝たせてあげてな」

司「???・・・うん」

勝たせてあげて?
どういうことなんだろう?

と思ったが気には留めなかった

そして翌日からは学校だ。

その日は借りた本を読み細かい
ルールを覚えていた。

司「ふーん。ブロックの時って
相手コートに手が入ってたら
あかんのや。ん?なんや?
打った後は超えてもいいんや」

オーバーネットやフォルト関係
バックアタックの細かいルール

まだやってはいないけどサーブ
の打ち方等が乗っていた。

司「・・・なんでサーブだけで
こんなに打ち方あんの?」

アンダーハンドにフローターや
ドライブやジャンプサーブ等。

司「まさか・・・他も?」

トスにしてもレシーブにしても
やたらと種類が多かった。

司「先は・・・長いな」

覚えることがとにかく多い。
これは大変だと思った。

2ヶ月とちょっとはきつい。
学校もバイトもあって彼女との
付き合いもしたいこの状況
に自分の鍛錬もやっている。

とにかく時間が足りなかった

しょうがないので簿記検定の
1級の試験を止めるしかない

まぁこれは記憶術でどうにか
時間を短縮できるので今は
まだ止めても問題なかった。

司「あーあ。きっついな~。
なんでこんなきついんだろ」

あれが終わればこれが始まる
多少は休みをとりたいけど・・

道場に入ってからの今までを
考えてみると・・・

司「・・・これも経験か」

放棄したら・・・今ある中で
選んでいくことになるだろう

大人になってから選んでいく
よりも今やって幅が広がるのは
ここまでやって理解している。

その流れに逆らってしまったら
僕はそこまでなんだろう・・・

小さい頃から色々こなしてきた
みんなとの差が開いてしまう。

僕は道場に入りみんなが経験を
してきたことを知るのが遅いから
今一気に来ていただけだ。

これが大人になってからだと
思うと・・・今やる方がいい。

だから・・・しょうがない。
さすがに楽しむ余裕はないけど

翌日からは久しぶりの学校なので
終わった宿題を用意して寝た。

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