サーブレシーブの難しさを知り
次にスパイクレシーブを教わる。
多田「スパイクレシーブはね。
相手のスパイクを拾うんやけど
基本姿勢があって・・・
(1)足は肩幅ぐらいに開いて
どちらかの足が前に出ている。
(2)両足のかかとは必ず浮かせる。
これで前傾姿勢の基本ができる。
(3)両腕は前方向で自由に
動かせること。
決して組まない。
この姿勢ができてないとスパイク
に対応はできないから。
じゃあやってみるから見てて」
1人がボールを持ち多田さんに
向かって強く投げつけた。
ドンッ・・・
司「お~。すごい」
よくわからないがすごいんだろう
とりあえず褒めておいた。
多田「実際のスパイクはもっと
早いから簡単にはとられへんけど
これができないとまずとれない」
司「じゃあ練習しまーす」
ぶつくさ言わずに練習に入る。
基本姿勢をまずとってキープする
守「理にはかなってる・・・か。
でもこれ・・・反応とれるか?」
魂輝「ちょっと遅れますね。
この姿勢は体力使いますよ」
守「じゃあ・・・やっぱ西洋か」
確かに普通の姿勢でいるよりも
反応速度は上がる。ただ体力を
使うので体力が必要になってくる
多田「じゃあ実際やってみようか
思いっきり投げるからやってみて」
守「はい。お願いしまーす」
基本姿勢をとったまま多田さんが
思いっきりボールを投げてきた。
守「・・・っと」
守君は拾って返した。
多田「そうそう。形はできてる。
へぇ~。すごい上手やん」
多田さんは次々と投げてくる。
足元にボールを投げてきたり
横にボールを振ってきていた。
守君はとりにいかなかった。
ただ見ていて何か考えていた。
守「なるほど・・・」
次は魂輝君の番・・・
守君と同じようにやっていた。
足元のボールや横のボールも
反応して対応はしていたけど
ほとんど拾えていなかった。
多田「うん。でもすごい。
ボールを拾う気持ちが伝わる。
その気持ちが大切やねん」
魂輝「基本姿勢が窮屈です。
やっぱり反応遅れます」
そして最後に僕の番。
司「わわっ・・・っと」
多田「おー。すごいやん。
ほとんど拾えてるやんか」
司「そりゃ・・・まぁ」
多田さんは気づいてない
だろうが守君と魂輝君に
ボールを投げてた順番が
一緒なのでわかってた。
2人を見ていて同じパターン
でしか投げてこないのでそりゃ
簡単に予測はできる。
ただそれだけのこと。
気づいてないので僕が上手い
と思われてしまっていた。
初日はこの2つの練習をして
終わり初心者の為のバレーの
本を1人1冊もらった。
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