第1345話 素人3人

2025年2月21日

第45部-強制的バレー

t f B! P L

 守「タマぁ。何がわかった?」


魂輝「腕だけじゃダメです。
体ごと持ってけば返せますよ。
とりあえず西洋で合わせます」

西洋・・・筋肉による力と
早さを主体として使う。

守「なるほど・・・タマぁ。
軽くボール投げてくれ」

魂輝「はいです~」

守「ふっ・・・」

バシイイン・・・

司「おおっ。返ったね~」

ボールを投げた魂輝君に
ちゃんと返っていた。

守「体ごと・・・か」

魂輝「どうです?」

守「なんとも言えんかな。
ただ・・・これじゃ限界が
すぐに見えてくると思う」

魂輝「でも西洋で合わすのが
返すのに最も効果的な体勢と
思いますよ?」

守「体勢とれればな~。まぁ
とりあえず西洋で合わせるか
それが最も早いかもな」

剛には剛で従う。
本家が得意なやり方で練習する。

まだまだ下手くそだがある程度
ボールがまっすぐ返せる感覚が
わかってきた。

多田「じゃあちょっと実践で
サーブ受けてみようか~」

司「はーい」

実際にサーブを受けることに。
まずは守君が受ける。

多田「行くわよ~」

守「お願いしま~す」

ポーンッ・・・

軽くてとりやすいサーブがくる

守君は落下地点を予測して
構えをとりレシーブする。

ドンッ・・・

守「・・・あれ?」

拾えることは拾えたけど
セッターの位置には返らない

次に魂輝君。

守「タマぁ。膝からいかんと
なかなか綺麗にできへんぞ」

魂輝「そうですか~」

ドンッ・・・

魂輝君のレシーブはまっすぐ
セッターへ返っていった。

そして最後に僕・・・

ドンッ・・・

司「いったぁ~い」

とにかく痛い。たまらない。
ボールは変な方向へ飛んでた

多田「どう?サーブレシーブ
ひとつとっても難しいでしょ

バレーは3回タッチしかできない
からこのサーブレシーブでセッター
にきちんと返らなかったらアタック
まではできないからレシーブって
いうのは本当に重要なの」

守「なるほどなー」

司「簡単じゃないんですね~」

魂輝「これ時間かかるですよ」

これは年季がかかると思った。
短期間で上達するには限界がある

普通の練習量ではある程度までの
レベルしか見込めないと判断した

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