おばちゃん達が練習を止めて
集まってきた。
年齢や彼女はいるの?とか
ねほりはほりと色々聞かれた
司「・・・終わりがない」
会話の終わりがなくて困る。
答えたら次の質問がすぐ来る
その後ひととおり聞かれた後
おばちゃん連中も自己紹介を
してくれた。
多田・木塚・桐谷・増山。
年は37・35・34・38才のチーム
この4人のチームだった。
多田「ありがとうね~。
助かるわ~。若い子おったら
若くなった気がするわ~」
多田さんがキャプテンであり
父さん達の知り合いだった。
司「僕ら・・・バレーの経験
ないんですけど大丈夫です?
邪魔になったりしません?」
最初に断っておきたかった。
多田「バレー経験者の方が
いいっていえばいいんやけど
4人じゃ試合出れないしねぇ
出てくれるだけで助かるよ」
木塚「あたしらのチームは
元々趣味で集まってやってて
弱いけどやっぱ参加したい。
せめて1回は勝ちたいし~」
桐谷「突然3人が辞めたから
しょうがなくてね~」
守「ははっ・・・」
苦笑いするしかなかった。
こんなんで大丈夫だろうか?
いきなり幸先が不安だった。
増山「とりあえず着替えて
おいでよ。一緒に練習しよう
あたしらが教えてあげる」
とりあえず着替えにいった。
学校の体操服に着替えた。
多田「着替え終わった?
じゃあまずはバレーやけど
ルールぐらいはわかる?」
司「まぁ・・なんとなく」
守「ざっくりですけど・・
体育の授業程度です」
魂輝「点とったら廻って
いくんですよ。なぜか」
多田「ローテーションね。
ある程度は大丈夫そうね。
じゃあポジションわかる?」
司「前が3人で後ろも3人。
前3人の真ん中がセッター」
守「そうそう。セッターが
トスあげて前2人のどっちかが
アタックする。後ろは拾う人」
魂輝「たまにユニフォームが
違う人もいます。その人は
拾うことしかできないです」
自信満々で言った。
多田「あら~・・・」
多田さんはちょっと困っていた
だいたいあってるらしいけど
ちゃんとポジションの名前と
役割を教えてくれた。
0 件のコメント:
コメントを投稿