野田「2年と1年は今回が
初めてやろうから説明する
まぁただの市民大会や」
先生が説明を始めた。
内容は簡単なのだが・・・
とにかく色々なとこからの
オファーや助っ人の打診を
受けておりその色々な需要
に対して参加するという事
だった・・・。
神戸市の大会だったり須磨
や垂水の地域の大会等・・
空手や柔道に剣道。
散打に柔術に薙刀。
(全て団体戦のみ)
草野球やサッカー。
バスケットやバレーに
テニスにバドミントン等の
スポーツもいっぱいあった
そのどれかの市民大会に
出場をすると言う事だった
司「それぐらいやったら
そんな嫌がることないと
思うんやけど」
守「楽しくできればいい。
・・・と思うんやけど」
ノルマもないし楽しそうに
思えるような内容なのに。
野田「ちなみに分家の女子
は薙刀だけ参加させるわ。
それ以外の女子は全員応援
にいかせるからええとこを
見せたってくれな~。
さてと。じゃあくじ引き
するから引きにきてくれ」
くじ引きでどれに出るかを
決めていく。
だんだんと順番が進んでいき
僕が引く番になった。
野田「おっと。司は引かんで
ええ。司と守とタマは指名で
あるとこからオファーあって
もうそこに決まってるから」
司「えっ・・・?なんで」
野田「死神さんの知り合いが
助けてほしがってんねんや。
お前らはそこで決定やねん」
先生は僕達を無視して次々に
くじ引きをひかせていった。
そして全員が引き終わって
誰がどこに出るのかを記載
して張り出していった。
決まっていった人は種目の
グループに別れていった。
司「あの~。先生。僕らは」
野田「あぁ。司らはこれや。
お前らはママさんバレーの
チームの助っ人入ってくれ」
守「えっ?ママさんバレー?」
魂輝「僕達男ですよ?」
僕達はママさんバレー・・・
さすがに予測できてなかった。
野田「市民大会は混合制やから
そこは大丈夫や。死神さんの
知り合いのママさんバレーしてる
人のチームの3人が家の都合か
なんかで辞めてしまってメンツが
足りなくて急遽探してるみたいや
死神さんが頼まれてるからそれは
司がやらんとあかんやろ~」
守「なんで俺まで・・・」
野田「しゃあない。ちなみに
その人魔人さんとこの接骨院の
患者やから守とタマも助けたる
義務がある」
魂輝「うっ・・・そうですか」
ちょうど・・・僕達が都合よくて
うまいこと扱われてしまった。
ただ・・・僕達はバレーボールは
体育の授業でしかやった事はない
そんな僕達でいいのだろうか?
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