第1337話 ジュース

2025年2月11日

第44部-海と屋台-

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時間がお昼近くになって
保護者達が迎えにきだす。

先生も表に行き僕達も一緒に
ついていって見送る。

??「ママ~。あんね~
今日お兄ちゃん達がジュース
くれてん。美味しかったぁ」

ママ「あっ。そうなんですか
ちゃんとありがとう言った?」

??「うん。言ったぁ~」

ママ「ありがとうございます。
えっと。でもなんでですか?」

野田「昔の先輩らがしてくれた
事を今度はこいつらがみんなに
してくれただけですよ」

ママ「あっ。そうなんですか。
それはありがとうございます」

守「いえいえ。そんなこと」

守君はなぜか申し訳なさそうな
表情をしていた。

他のお母さん達も見送って
幼稚園達は全員帰っていった。

どっと疲れた・・・

野田「さてと。次は小学生か。
時間あるし昼ごはんするか~」

次はお昼から小学生の時間。
その間に道場でご飯を食べる。

その間に先生は軽トラックを
返しに行って戻ってきた。

食べ終わったら今度は小学生達
がやってきて鍛錬を始める。

3時からは中学生達もきだす。

小学生が休憩してその間に
ジュースをまた同じように渡す

みんなしっかりとしていた。
嬉しそうにジュースを飲んでた

5時になり小学生達は帰る。
中学生達はまだ続けていた。

野田「ここジュース置いとく
から適当に飲んでええからな」

中学生達には僕らが働いて得た
お金で買ってる事を言わない。

ただ差し入れでもってきたと
だけでしか言わなかった。

??「えっ?先生もう帰るん?」

野田「おう。帰るよっ」

??「え~。俺必殺技考えたから
見て欲しかってんけど~」

野田「また明日な。今日は
たまにしかない高校生との
付き合いの日やねん」

??「え~。じゃあしょうがない
明日はお願いしますよ~」

野田「はいはい。じゃあな」

僕達は先に道場を出て帰る。
ファミレスに移動した。

野田「今日はお疲れさん。
助かったわ。みんなのおかげで
後輩達は飢え死にならんわ」

守「・・・」

司「・・・」

みんな・・・少し黙ってた。
ここにきて後悔が始まった。

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