時間がお昼近くになって
保護者達が迎えにきだす。
先生も表に行き僕達も一緒に
ついていって見送る。
??「ママ~。あんね~
今日お兄ちゃん達がジュース
くれてん。美味しかったぁ」
ママ「あっ。そうなんですか
ちゃんとありがとう言った?」
??「うん。言ったぁ~」
ママ「ありがとうございます。
えっと。でもなんでですか?」
野田「昔の先輩らがしてくれた
事を今度はこいつらがみんなに
してくれただけですよ」
ママ「あっ。そうなんですか。
それはありがとうございます」
守「いえいえ。そんなこと」
守君はなぜか申し訳なさそうな
表情をしていた。
他のお母さん達も見送って
幼稚園達は全員帰っていった。
どっと疲れた・・・
野田「さてと。次は小学生か。
時間あるし昼ごはんするか~」
次はお昼から小学生の時間。
その間に道場でご飯を食べる。
その間に先生は軽トラックを
返しに行って戻ってきた。
食べ終わったら今度は小学生達
がやってきて鍛錬を始める。
3時からは中学生達もきだす。
小学生が休憩してその間に
ジュースをまた同じように渡す
みんなしっかりとしていた。
嬉しそうにジュースを飲んでた
5時になり小学生達は帰る。
中学生達はまだ続けていた。
野田「ここジュース置いとく
から適当に飲んでええからな」
中学生達には僕らが働いて得た
お金で買ってる事を言わない。
ただ差し入れでもってきたと
だけでしか言わなかった。
??「えっ?先生もう帰るん?」
野田「おう。帰るよっ」
??「え~。俺必殺技考えたから
見て欲しかってんけど~」
野田「また明日な。今日は
たまにしかない高校生との
付き合いの日やねん」
??「え~。じゃあしょうがない
明日はお願いしますよ~」
野田「はいはい。じゃあな」
僕達は先に道場を出て帰る。
ファミレスに移動した。
野田「今日はお疲れさん。
助かったわ。みんなのおかげで
後輩達は飢え死にならんわ」
守「・・・」
司「・・・」
みんな・・・少し黙ってた。
ここにきて後悔が始まった。
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