第1326話 力の差

2025年1月27日

第44部-海と屋台-

t f B! P L
??「ぐっ・・・なんや」

桁成の動きに翻弄されて
どうにも動けていない。

桁成「ほれっ」

ドスッ・・・

桁成が肝臓を軽く殴る。

??「うぐっ・・・」

桁成「殴られたとこを
いちいちおさえんなよ」

チョンチョン・・・

軽いジャブを2発当てて
距離感を完全に計った。

次の瞬間・・・

右フックを全力で打つ。

ガツンッ・・・

??「ぶあっ・・・」

桁成「1人終了~。
残りは1人だけやな」

周りの観客も盛り上がる
桁成の綺麗な倒し方に。

司「ほえ~。鮮やかな。
魅せてるなー。やたら」

守「戦闘能力の差がなー
大きすぎんねんや」

大きな力の差がないと
鮮やかに勝てない。

もしくは八百長か。

野田「おーい。桁成~。
八百長っぽいぞ」

桁成「八百長とか言うの
いちいちやめて下さい」

野田「鮮やかすぎんねん
いつのまにそんなに相手
関係なくなってんの?」

桁成「中学からですよ。
まぁ黙ってて下さい」

桁成はもう1人に近づく
相手はどっしり構える。

??「ボクシング・・・か
ボクシングごときと喧嘩
は違うこと教えたるわ」

桁成「おー。教えてくれ
違いよくわからんねん」

桁成はフットワークを
使って間合いをとった。

だんだんと距離が近づき
ジャブを数発打ってた。

相手はガードを固める。

司「あーあ。終わった」

守「ガードしたらあかん
もう詰められて終わり」

??「ぐっ・・・うざい。
でもこんなん効くかぁ」

スッ・・・ガシイッ・・

??「・・・えっ?」

桁成はガードに意識が
いっている腰の高い間に
狙ってタックルで倒した

桁成「さー。殴るよ~」

??「ちょっと待て。お前
ボクシングやったやろ」

桁成「勝手に決めるなよ
誰がボクシングやるって
言うたかな?」

??「汚いぞっ」

桁成「こんなんで汚いとか
言うぐらいで俺に喧嘩を
売ってきてたんかいや」

桁成は腕を高く上げて
体を捻り心臓を殴った。

??「かはっ・・・」

相手は一瞬息が止まり
心臓を押さえだす。

そこから桁成は顔を
殴り好きなように殴る。

相手の戦意が消えたのを
先生が見て止めに入った

野田「終了。終了~。
こっからはイジメなる」

桁成「はいはい」

桁成はすぐに手を止めた
先生から勝ち名乗りを受け
周りに一礼をして終わった

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