桁成が入ってきたことで
不良達2人の目が変わる
野田「そうそう。やっと
やる気なったか。やっぱ
目的ぶつけた方がええな
やる気がみなぎってる」
桁成「先生。これは試合
ですか?喧嘩ですか?」
野田「あくまでも試合。
ほら。ギャラリーおるし
引かれたら困るやんか。
まっ。向こうは喧嘩の
つもりでくるかもな~」
先生はバンテージを桁成
に投げて渡した。
道場の暗黙の了解で喧嘩
なら何も渡さないが拳を
怪我したりする必要が
ない場合はバンテージ等
が無言で渡されるから。
桁成「はいはい。じゃあ
ダウンとギブで終了で」
野田「そうなるかな」
ダウンを何回かとった
ところで戦意を失ってれば
先生が終了を宣言しギブを
言えばそこで終了となる。
話をしている途中で桁成
は準備をし少ない言葉で
先生とルール確認をしてた
桁成「はい。先生。バンテ
返すよ。いつでもどうぞ」
野田「そう?もっとごねて
くると思ったけど理解が
早くて楽やわ。さすがや」
桁成「もう何年一緒にいる
と思ってるんですか?
それにどうせ断っても
断らせてくれへんやん」
野田「あはは。そうやな」
桁成の準備が終わった。
そして試合が始まる。
先生の号令がかかると共に
観客も湧き出していた。
桁成「さて。こんなことに
なるとは思ってなかったわ
ええぞ。2人で来いや。
俺がむかつくんやろ?」
桁成は軽く煽っていた。
不良なので簡単に熱くなる
??「殺すぞぉ。コラァ」
桁成「相変わらず簡単やな
じゃあさっさとこいや」
スッ・・・
アマチュアボクシングの
スタイルを桁成はとった。
司「桁成のスタイルって
ボクシングだっけ?」
守「違ってたと思うけど
まぁ見てたらええやろ」
道場で本家を相手に試合
をしてた時はアマチュア
ボクシングはなかった。
相手をなめてる?油断
してたら一気にもって
いかれるのが心配だった
桁成「ほら。来いって。
びびってんのか?」
??「そっちがこいや。
お前がびびってんやろ」
桁成「あーそうでっか」
桁成が動く。フットワーク
を使って間合いを詰めてく
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