第1322話 目的

2025年1月21日

第44部-海と屋台-

t f B! P L
桁成「まぁまぁ。魂輝。
そういじめたんなや」

魂輝「優しいですね。
どうしたですか?」

守「タマ。やめたれ」

魂輝「守まで。はい。
わかりましたですよ」

魂輝は足を離した。

桁成「ありがとな。
さて・・・お前らの
目的は俺やろ?」

桁成がそいつらを見る
ちょっと怒っていた。

??「やっとやる気に
なったんかいや」

桁成「ずっと相手に
してなかっただけや。
ここで相手にしとかな
お前ら遺恨残るやろ」

??「あ?なんやとコラ」

桁成「ええから来いや。
3人同時に来てええぞ」

桁成が構えをとった。
ボクシングスタイルだ。

司「そういえば・・・」

僕達は初めてだった。
喧嘩をする桁成を見るのは

??「甲斐ぃ。なめんなぁ」

パシッ・・・ゴッ・・・

桁成は左手で相手のパンチ
を下に払う。と同時に右手
で相手のアゴを打ち抜く。

??「ぐあっ・・・てめっ」

パンッ・・・ドガアッ・・

ひるんだ所で左ストレート
で顔を殴り後ろ回し蹴りで
確実に仕留めていた。

桁成「次は・・・」

見とれていた2人のうち
左側に近い方へすぐに動き
ただ思いっきり腹を殴る。

ダンッ・・・ドボッッ・・

??「ぐえっ・・・」

司「すごいなぁ。早いし
力きっちり乗せてるし」

桁成の動きが早かった。
そして鮮やかだった。

桁成「さて。後1人か。
ほれ。かかってこいや」

??「くそっ・・・」

ジャキッ・・・

残り1人になったそいつ
はナイフを取り出した。

??「おらあ。刺すぞ」

桁成「武器を出すって事
は覚悟決まってんのか」

??「あ?なんのやねん」

桁成「必要以上の制裁が
起こってしまうことや」

??「あ?必要以上やと。
やれるもんならやれや」

桁成「言われなくても
まぁやっちゃうけど」

桁成は倒した相手の頭を
掴み関節を捕って極めた

そのままナイフをもった
相手の方へ向かった。

??「待て・・・待てや」

桁成「待ってくれるか
どうかは仲間に聞けや」

司「おー。怖っ」

桁成も分家だったんだな
ってこの時に思った。

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