とりあえず適当に焼いて
薫さんに味見してもらう
薫「これ楽しいねー。
色々いっぱい入ってて
おもしろいやん~」
司「じゃあこれで。
創作たこ焼きに変更で」
守「創作たこ焼きなー。
タマの店のパクリやん」
司「魂輝君のとこはまだ
出汁巻きだけやんか。
創作までいけてへんし。
先にやったもん勝ちや」
守「それはそうやけどな
タマが考えれてない内に
こっちはこっちでやるか」
魂輝君のとこは出汁巻き
しか作る余裕がなかった。
考える前に忙しかったから
司「集客は・・・魂輝君の
とこのお客さん拾うかな」
守「とりあえず先に作って
余ってるたこ焼きセットで
タマにさばいてもらうわ」
守君は魂輝君のところへ
裏側からそーっと廻った。
ジューーーッ・・・
魂輝「2人前上がりでーす
次は・・・3人前ですか」
魂輝君は汗だくでずーっと
集中して焼いていた。
守「タマ・・・タマ。悪い
このたこ焼き玉子焼きとの
セットで売っといてくれ」
魂輝「守?どうしたです?
売れていないんですか?」
魂輝君は玉子を焼きながら
守君の話を聞いていた。
守君も魂輝君の邪魔をして
いるのがわかっているので
簡潔に話す。
守「売れてないねん。
これ100円でいいから
玉子焼きのセットで300
円ぐらいで売っといてくれ
隣のたこやき屋とのお徳用
限定セットって事で頼む」
魂輝「わかったでーす。
そこ置いといて下さーい」
守「悪いな。タマ」
とりあえず売れ残りを
売れている店に渡して捌く
これでスッキリとした。
それから僕達は声を出して
お客さんを呼び込んだ。
お客さんが並ぶほどではない
けどそこそこに売れていた
薫「おーっ。すごいねー。
じゃあ後は2人に任せるわー
あたしちょっと出てくから」
司「・・・えっ?あれっ?」
薫さんと他の先輩らは店を
僕ら2人にしてどっかいった
明らかに遊びに行っていた。
分家の女子は恐ろしい・・・
守「しゃあない・・分家や」
司「そやね・・・」
分家の女子は止められない。
止める時間が無駄になる。
時間が1時間ほど過ぎた頃に
人も一気に増え出していた。
その時だった・・・
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