第1314話 地味な作業

2025年1月10日

第44部-海と屋台-

t f B! P L
??「やっほ~。薫~。
約束どおり来たよ~」

薫「あー。みーちゃん。
よっちゃんも久しぶり」

薫さんの知り合いがきた
4人の女子グループだ。

祭りに来たら来てね。と
声をかけてたみたいだった

たこやきを4人前頼む。
隣の店を見ながら・・・

みー「隣すごいねー。
なに売ってんのやろ?」

薫「玉子焼き。あたし
さっき食べたけどめちゃ
くちゃ美味しかったよ」

みー「え~。そうなん?
薫がそんな言うんやったら
あたしも食べてみたいわ」

こっちの店は暇だったので
薫の知り合いは話しながら
たこ焼きを食べていた。

桁成のことも知っている
みたいで仲がいいらしい。

みー「ねーねー。薫さぁ。
そっちの男の子達はぁ?」

薫「ん?沢田君と司君?
1つ下の後輩。手伝って
くれてんねん。無償で」

守「・・・どうも」

司「ちはっす・・・」

僕と守君は隅っこの方で
地味な作業ばかりしてた

みー「薫さぁ。たまには
男紹介してよ~」

薫「・・・えっ?」

みー「高3で彼氏無しの
夏休みってきついって。

薫は甲斐君おるからええ
かもしれへんけどさー」

薫「そんな事ないって。
沢田君と司君はちゃんと
彼女おるから無理無理」

みー「え~。そうなん?
あーあ。今年最悪やぁ」

薫「みーちゃんやったら
すぐに彼氏できるって」

たこ焼き屋の前で・・・
ガールズトークって・・

変な組み合わせだった。
客は寄ってこなかった。

桁成「おった。おった。
おーい。薫~。そっちは
どんな感じ?」

桁成がこっちへきた。

暇なので様子を見に
こっちへやって来た。

みー「甲斐君。やっほ~」

桁成「おう。なんや。
みーちゃんか。つーか何?
隣の店ヤバくないか?」

薫「客全部とられてる。
準3期生たった3人に
やられてしまってるねん」

桁成「準3期生?なんでや
魂輝だけやなかったか?」

薫「そうやってんけどね。
女2人の助っ人おるねんて
あたしさっき挨拶された」

桁成「あー。そうなんか。
すげぇなぁ。魂輝はほんま
実力ありすぎるよなー」

薫「あんた負けてんで」

桁成「負けてへんわっ。
まともに勝負せん限り」

たこ焼き屋の前で今度は
無駄な痴話げんか・・・

客が来るわけなかった。

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