圭子「あ~。先生~」
野田「あっ。圭子~。
お前助け来てくれたんか」
絵里「えっ?先生おんの?
ちょっと~。圭子交代っ」
圭子「無理っ」
魂輝「4人前できたですっ
お待たせしましたぁ~」
絵里「はーいっ。こちら
出汁巻き玉子4人前です」
絵里は丁寧に渡していた。
男の客なら手にそっと触れる
絵里「また来てくださいね」
男「うん。また来るわ~」
男の客は上機嫌で帰る。
気があると思わせていた。
野田「相変わらず魔性やな。
見た目バカっぽいのに」
絵里「ちょっと。先生。
バカっぽいってなによ」
野田「お~。ごめんごめん
ギャルギャルしとったら
バカっぽく見えるやんか」
絵里「バカちゃうし~。
成績ええし~。かわいいし」
野田「かわいくはないっ」
絵里「ちょっと。ひどいよ。
あたしけっこうモテルって」
野田「それは知ってる。でも
お前ら男の扱い上手いだけで
基本的に魔性なだけやんけ」
圭子「ちょっと。らって何?
らってあたし入ってんの?」
野田「当然やな。特に性質の
悪いんはお前ら2人やしな」
圭子「ひっどーい。先生~」
ギャーギャーとうるさい。
でもそれが分家の特徴だった
魂輝「圭子~。2人前です。
次は何人前作るですかぁ?」
圭子「あっ。ごっめーーん。
次が3人前でその次2人前」
魂輝「了解です~。先生。
今集中してて忙しいですから
邪魔をしないでください」
魂輝君は汗びっしょりで
ずっと真剣に作っていた。
野田「はーい。すんません。
タマに怒られたのでそろそろ
戻ることにするわ~」
絵里「先生~。またね~。
また後でこっち来てね~」
圭子「絶対来てね~。もし
こなかったら後でこっちから
行くんやからね」
野田「はいはい。また後で
巡回するから来るって」
絵里と圭子は手を振っていた
先生も手を振って別れた。
先生と楽しそうに話すのを
見て本当に僕らの後輩の女子
だと思った。
下の世代も僕らの世代も上の
世代も女子がませてるから。
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