第1311話 説明は後

2025年1月7日

第44部-海と屋台-

t f B! P L
薫「ねぇねぇ。沢田君。
弟さんの玉子焼きって
そんなに美味しいん?」

守「どうでしょうね~。
俺は食べなれてるから」

司「美味しいですよ。
先生ははまってますし」

薫「ちょっと食べたいな。
魂輝くーん。たこ焼きと
玉子焼き交換しなーい?」

薫さんが食いついていた。
やたらと食べたそうだった

魂輝「いいですよ~。では
ちょっと待ってください」

薫「やった~。ありがと」

薫さんは喜んでいた。
が・・・

男「すみません。あのー。
玉子焼き2つください」

1組のカップルが魂輝君の
屋台に来た。

魂輝「いらっしゃいです。
2つで400円ですー」

女「えー?玉子焼きって
なんか変くなーい?」

男「珍しいよなー。別に
食べたいって思わんけど
そこの女の子がめっちゃ
美味しそうに食べてるの
見て食べたくなってん」

圭子「え?あたしら?」

絵里「すいませーーん」

圭子達の食べっぷりを
見て客を引いていた。

魂輝「お待たせしました
出汁巻き玉子でーーす」

男「ありがとう~」

カップルは受け取って
ベンチに移動していた。

魂輝「ほいっ。薫~。
一緒に作っておいたです」

薫「わぁ。ありがとう~。
じゃあはいっ。交換ね~」

出汁巻き玉子とたこ焼きを
交換してみんなで分ける。

男「うまっ。なにこれ」

女「うそ~。すっごい
美味しいねんけど~」

さっき魂輝の店で買った
カップルが声をあげていた

みんなベンチを見ていた。

薫「どれどれ?どんな味やろ。
いっただっきまーす」

薫さんも出汁巻きを食べた。

薫「・・・うまっ。これっ。
これ普通の玉子焼きちゃう。
めっちゃ味が深いねんけど」

魂輝「出汁巻きですから」

薫「あかん。これうまい。
ちょっとあたしお金出すから
帰る時4人前売ってよ~」

薫さんもはまってしまった。

他の女子の先輩達も一緒に
帰り売ってくれと言っていた

予約が一気に増えていた。

それからすぐに客が増える。
客が一気に列を作っていた。

??「すんませーん。出汁巻き
玉子2つくださーーい」

圭子「400円ですー。
次のお客様は何人前で?」

??「えっと2人前で」

絵里「はい。400円ですー
すいませーん並んで下さーい

注文受けてから作りますので
ちょっと時間かかりまーす」

圭子と絵里は列ができてすぐ
手書きで整理券を作っていた

注文数と整理券を書いて交換
するという感じで・・・

頭も切れる女達だった。

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