その頃・・僕達は・・・
司「えーっと。あれ?
僕と守君は一緒やけど
魂輝君は隣の店やわ」
魂輝「え~。なんでです
1年僕だけですのに~」
守「うわっ。ほんまや。
なんか1人って書いてる」
魂輝「意味わかんないです
僕は先生に抗議しますよ」
司「まぁとりあえずいって
みようよ。どうなってるか
行ってみなわかんないし」
とりあえず場所へ向かう。
入り口近くのちょっと悪い
場所だった。
司「たこ焼き屋?僕ら」
守「そうみたいやな」
薫「あー。司君。沢田君。
こっちこっち~」
司「こんばんわぁ。今日は
何でもいってくださいね」
守「フォローしますんで」
屋台の主役は3年だった。
僕ら2年はお手伝いが主。
僕らはひとつ上の先輩女子
と一緒にたこ焼き屋をする
ことに決められていた。
魂輝「あの~。僕のところ
なんですが・・・」
魂輝君は言葉を失ってた。
周りには誰もいないから。
司「うわぁ~。鬼やなぁ」
守「そこまでするか・・」
魂輝君のところに書かれて
いたメニューは・・・
「出汁巻き玉子と創作料理」
魂輝「はぁ~・・・僕も
みんなと共同で作業を
したかったですよ・・・」
魂輝君がへこんでいた。
薫「魂輝君だっけ?沢田君
の弟さんやんね~?」
魂輝「はい。そうです~」
薫「うち3年なんやけど
あたしの事知ってる?」
冠位明稜帝は上下1年づつ
の関わりが基本なので
魂輝は2つ上の先輩達とは
面識がほとんどなかった。
魂輝「ごめんなさいです。
よくわからないです」
薫「あはは。正直~。
学校でたまに見るけど~」
魂輝「あれ?そうですか?
学校は稜星ですか?」
薫「うん。そう。桁成と
同じ学校やで~。憲吾も
一緒の学校やんね~」
守「タマ。この人なぁ。
桁成の彼女やねん」
魂輝「あっ。そうですか。
挨拶遅れました。1年の
沢田 魂輝です~」
薫「よろしくね。魂輝君。
そうそうそこのお店さー。
先生が魂輝君の為に無理に
ねじこんでくれたみたい」
司「えっ?なんで~?」
無理にねじこんだ?
意味がわからなかった。
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