第1301話 油性ペン

2024年12月26日

第44部-海と屋台-

t f B! P L
野田「司ぁ。理子ちゃん
達荷物預かり料無しな」

司「えっ?いいの?」

野田「いいよいいよ。
司の彼女やろ?どうせ
あんま会えてないやろ。

そのかわりになんか注文
1人1000円分ぐらい
食ってもらうようにな」

司「ほんと?ありがとう
めっちゃ喜ぶと思う~」

野田「そう。それでいい
喜んでもらうようになー
ビジネスもってくねん」

魂輝「そのせいで・・・
今こんな状況ですけど」

野田「バカ。タマの出汁
巻きは食ってもらわんと
旨さわからへんやんけ」

看板を見ると・・・
1時までにご来店した
人に出汁巻き玉子は
サービスと書いていた。

しかも油性で・・・
どうやって消すのだろう

司「ぷっ・・・あはは」

野田「どうした?司」

魂輝「壊れましたです?」

司「なんでもないよ。
もう1時過ぎてるからその
看板消しといて下さいね」

野田「あっ。そうやな~。
・・・あっ。タマあかんわ
これ消えへんわ。油性で
書いてもうた・・・」

魂輝「え~?なんでですか
それ書いたの先生ですよ~
僕に振らないで下さいよ」

野田「どうしよう~タマぁ
どうやって消しましょう」

魂輝「僕今忙しいですよ。
先生。またお客さんです」

野田「はいはい。どうぞ~
なんにしますかね~?」

忙しいのは変わらない。
僕らは必死に働いていた。

理子達が着替えて出てきた

理子「ふ~~ん」

守「オーダーぁ。出汁巻き
に焼きそばとからあげ~」

司「7番。コーラとオレンジ
サービスで出汁巻き~」

守「ドリンク行くわ。司ぁ。
タマに出汁巻き伝えてくれ」

司「はーいっ」

注文をとってはオーダーを
連携で店を廻していた。

??「なんか忙しそうやね。
どうする~?理子ぉ~」

理子「あたしら客やし。
遠慮する事ないと思うよ」

でも席は満席だった・・・

司「お待たせしましたぁ。
こちらトルコライスでーす
ごゆっくりどうぞ~」

料理を持っていって理子の
元へ寄って一声かける。

司「理子。ごめん。今は
こんな状態やから後で来て
今は捌くんでいっぱい」

理子「うん・・わかったぁ
じゃあ海で遊んでくる」

司「ありがと。みんなも
来てくれてありがとうね。
守君も来てるの気づいてる
から また後でね」

??「うん。また後でね~」

理子達は海へ出て行った。
そして僕達は店内を捌く。

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