第1297話 会社の部下

2024年12月20日

第44部-海と屋台-

t f B! P L
??「あの~。こんにちわ」

野田「ん?」

後ろを振り向くと4人家族
のお客さんが来ていた。

魂輝「あっ。ごめんなさい
いらっしゃいませです~」

野田「お~。いらっしゃい
なんや?どうしたんや?」

魂輝「・・・え?」

??「すいません。野田さん
今年もきちゃいまして」

野田「ええよ。ええよ。
おーい。憲吾ぉ。4人や。
案内頼むわー」

憲吾「はーいっ」

魂輝「えっ?えっ?えっ?
先生。知り合いですか?」

野田「あー。会社の部下や
ちょうど俺の直近の下で
現場監督やってるねんや」

??「山本です。よろしく」

魂輝「そうなんですか?
驚きました。真面目そうな
知り合いいるんですね?」

野田「コラコラ。悪いな。
おー。よっちゃんも大きく
なったなー。何歳なった?」

小さい娘さんは3本指を出す

野田「3つかー。じゃあ
来年4つになるねー」

山本「今年4歳です。
9月で4歳になります」

野田「・・・あれ?」

憲吾「すいませーん。
お待たせしましたぁ。
ではお荷物預かりまーす。
お1人様1000円です。
お子様の分は500円です」

野田「おーい。憲吾ー。
なんや?その千円って」

憲吾「えっ?荷物の預かり
代金ですけど?どこの店も
だいたい1000円です」

野田「あー。そうなんか。
それこの家族には無しな」

山本「いいですよ。野田さん
3000円払いますから」

野田「アホなこというな。
3000円も払ってたら
食う分の金無くなるやろ。
憲吾。いいからこの家族の
荷物預かりはなしでええ。
その代わり3000円分は
なんか食ってくれるから」

憲吾「じゃあ・・・はい。
お荷物無料で構いません。
では。奥へどうぞ~」

山本「いいんですか?」

野田「いい。楽しんでけ。
普段ずっと忙しいやろ。
家族サービスの時間や」

山本「野田さん・・・
ありがとうございます」

野田「とりあえず玉子食え
こいつの玉子焼き無茶苦茶
うまいから。作っとくよ」

山本「はは。お願いします
じゃあ着替えてきますね」

野田「おう。任せろ。タマ
出汁巻き玉子4人前な~」

勝手に注文をとっていた。
勝手に伝票に書き売ってた

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