そして約束の日・・・
もうお盆に入っていた。
午前8時に僕と守君は
現地に行った。
憲吾「お~。おはよう」
守「おう。おはよう」
司「おはよう~」
僕と守君は疲れきっていた
共に単なるバイト疲れ。
朝のテンションだけは低い
頑張らなくていい所では
省エネでいたかった。
憲吾「省エネやんけ。
まぁ時間なったら頼むな」
司「わかってる」
守「わかってるわ」
共にデートをキャンセルして
きているので結果を出して
帰りたかった。
来て結果でない。だったら
来た意味がないからだ。
店の掃除をして食料チェック
して朝礼をして9時を迎えた
司「っしゃあ。行くぞぉ」
守「また来たいって思う接客
と満足させて帰らせんぞ」
開店と同時に気合を入れる。
スイッチオンオフを切り替えた
お盆という事もあってか
朝から海岸には人が多い。
サラリーマンやOLのような
人が増え比較的お金を持ってる
と思われる人がいっぱいいた。
守「人多いからぁ。なんとか
こっち引っ張れるようにな」
これはチャンスだとふんだ。
だけど他の海の家も同じ事。
他の海の家のとこも頑張る。
頑張って客引きをしていた。
どこにしようか迷っている
人をとにかく捕まえに行くが
1組も捕まえれなかった。
守「あかん。大きい客は
全部居酒屋にやられてる」
司「しょうがないよ」
ガキ共だけでやっている店に
社会人やOLがお金を払おう
と言う気になるのは難しい。
せっかくの休みで来ているん
だから楽しそうなとこでと
いう心理を与えれなかった。
同じ世代の人達が多く入る
とこに人は集まっていった。
守「こうなったら捨てる。
ターゲットは同世代や」
勝てない勝負はしない。
こっちはこっちで同世代の
強みを作るしかなかった。
2時間が過ぎた頃・・・
稼働率は10%程度だった
魂輝「お待たせです~。
遅れましたですよ~」
魂輝君がやってきた。
今日は高1だけの空手の
道場の人達が集まり合同で
練習だったので参加してた
それからこっちへ来ると
いう予定だったので遅れてた
魂輝君は本来関係ないので
高1同士の団体行動予定が
終わってから2年の手伝いを
やらせるという条件だった。
そして守君は・・・
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