第1292話 謝る事

2024年12月13日

第44部-海と屋台-

t f B! P L
憲吾からの電話を切り
理子に1つずつ話してく。

理子「は?わけわからん。
明後日約束してたやん」

理子の機嫌がみるみると
悪くなっていく。

司「・・・ごめんなさい」

ただ謝る事しかできない。

女の子に何か言ったらより
状況はひどくなってしまう

理子「今ってバイトの休み
なかなか合わへんやんか。

バイト終わりでこうやって
会えてるだけやんか。

なんなん?浮気してんの?
会っといたらとりあえず
大丈夫とか思ってんの?

あたしより海の家でのバイト
の方が大事ってことなん?」

司「・・・」

バイトじゃない・・・が
そこを言っても無駄なので
黙っておくしかなかった。

理子「もう。むかつくわ。
なんで黙ってんの?」

理子のいらいらが頂点に。
鎮めるのは大変だ・・・

司「守君も・・・彩ちゃん
とのデート断る話やから」

理子「沢田君。関係ない。
今はあたしと司の話しや」

司「・・・ごめんなさい」

理子の機嫌を取り戻すのに
いつも僕は一生懸命になる

ここからとにかく少しづつ
謝った。浮気じゃない事と
話しをして1時間が過ぎて
やっとまともに話ができた

理子「ふーん。じゃあ
ほんまなんやな?その話」

司「はい・・・」

理子「夜の祭りもなんか?
1日中働くんか?無償で」

司「はい・・・そうです」

理子「・・・ふーん」

納得はしてくれていない。
だけど無茶も言ってこない

理子「わかった・・・今回
だけは許したくないけど
許してあげるわ」

司「ありがとうございます
終わったらおもてなしの
デートさせて下さい」

理子「は?何言ってんの?
それは当然の事でしょ」

司「はい。すんません」

理子「もし・・嘘ついて
浮気とかしとったら・・・
何があっても許さんから」

司「それは大丈夫です」

理子「よし。わかった」

なんとか機嫌を取り戻す。
一気に疲れが出ていた。

理子を家まで送って帰る。
翌日もバイト。その翌日も
バイトをしていた。

司「なんか今年の僕・・・
働いてばっかや・・・」

なんか働いてばっかだった

バイト終わりで遊びに行く
ぐらいしかできなかった。

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