突然店員が入ってきた。
??「失礼しまーす。こちら
店長からのサービスです」
持ってきたのは串揚げセット
と焼き鳥セットだった。
憲吾「えっ?なんでですか」
??「2つ隣の海の家のとこ
の子が来てるって言ったら
出してあげてって言ってて」
司「すいませーん。
ありがとうございますー」
店長の好意に甘えさせて
もらって美味しく食べた。
その後も無駄に話をした。
10時前になって店を出た
その後遊ぶ気力はなかった
ので家まで帰って行った。
翌日は僕はケンタッキーの
バイトが朝から夕方まで
だった。バイトが終わって
理子とデートをして昨日の
キャンセルのお詫びをした
司「ほんとすいません・・
突然でしたので・・・」
理子「もういい。あー。
もうむかつくわぁ」
司「働きっぱなしでしたし
僕もしんどいだけでして」
理子「海の家やっけ?
じゃあ今度連れてってよ」
司「えっ?行ったら絶対に
また手伝わされるから嫌」
理子「なんで?なんで司が
また手伝わされるん?」
司「忙しいから。僕だけ
遊んでるとこ見られたら
色々冷たい目で見られる」
理子「よくわからんわ」
司「僕もうまく言えない。
ただ手伝えってなるねん」
分家のみんなは普通じゃ
ないので説明が難しい。
たまに理屈とか理由とか
全部無視される時がある。
僕もずっとみんなを見てて
同じようなことしてるので
わかるが説明は難しい。
ピリリリリッ・・ピリリッ
司「誰やろ?あっ・・・」
電話の相手は憲吾だった。
理子に謝って電話に出た。
嫌な予感しかしなかった。
司「もしもし・・・」
憲吾「あっ。司ぁ。俺や。
あんなー明後日休みやろ?
また海の家入ってくれ」
司「ごめん。明後日は
昨日彼女にドタキャンして
しまったからさすがに無理」
理子が目の前にいたのに・・
彼女を優先するしかできない
憲吾「そうかー。残念やなぁ
夜の屋台もうすぐやけど
そっちは出れるんか?」
司「あー。そういえば・・」
もうすぐお盆だった。
海の家と地元の祭りの出店が
重なる日が近づいてきていた
憲吾「守にさっき連絡したら
両方出るって言わせたから」
司「言わせたんかぁ。もう。
怖いな。ほんまに・・・」
そこからなぜか責められて
僕は知らないうちに両方
出るような話になっていた
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