それからは夕方まで
みっちりと働いていた。
みんな休む時間もなく
ずっと動きっぱなしだった
5時が過ぎ帰る人が増える
預かっていた荷物を返して
お客さんをお見送りする。
店の後片付けも始めて
僕達はちょっと休憩する。
司「あ~。疲れたぁぁ」
守「激務やったな。これ。
アイドルタイム午前だけや」
魂輝「こんな時間に追われて
作るの僕初めてでしたよ」
僕達はぐでーっとしていた。
余力なんて残ってなかった。
翔子「3人共お疲れさん。
すっごい頑張ってたもんね。
こんな忙しいん初めてやし」
舞「ほんとほんと~」
憲吾「すげぇ~。今日の
売り上げ27万もあるぞ~」
全員「お~。すげぇ」
全員拍手をしだした。
ちょっと感動的だった。
働いた甲斐があったって
いうのが実感できるから。
憲吾「でもこれは・・・
守と司とタマがおったから
できたって思うねんな」
司「そんなことないよ」
守「そうや。俺らはただの
補助スタッフってとこや」
憲吾「いや・・・違う。
みんな自覚しててほしい。
守が客引いてこんかったら
こんなにもなってないし
司とタマが表で売り捌いて
くれた結果なだけやねん。
だから3人がおらんでも
今日と同じ事をしていこ」
翔子「そうやねー。沢田君
がアドバイスくれんかったら
できてへんかったと思う」
憲吾「俺はスタッフノートに
そう書いたから。ほら」
みんなノートに書いていく。
今日の反省とか売り上げとか
記録していくノートだった。
僕らも今日の感想を書いた。
改善点やこうやったとかって
言うのをスタッフに残す為に
海の家を閉めて今日来ていた
スタッフみんなで居酒屋へ。
どうせだったら2つ隣の
海の家の居酒屋のとこに
いこう。という事になった。
ぐるナビで探して見つけた。
僕らは三宮まで出て行った。
お店を見つけ入っていく。
??「いらっしゃいませー」
??「いらっしゃいませー」
元気よく挨拶してくれる。
ただ僕らは少し驚いた。
そのスタッフ達は・・・
今日海の家でいたスタッフ
達だった。
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