第1285話 頑張る

2024年12月5日

第44部-海と屋台-

t f B! P L
魂輝「僕何するですか?」

守「店長は憲吾や。まずは
憲吾の指示に従おう」

魂輝「わかりましたです。
精一杯頑張るですよ」

頑張るという言葉は嫌いだが
何をしたらいいのかがまだ
わからない時は使っていた。

スタッフルームを出て
とりあえず掃除を手伝う。

憲吾は他にやる事があると
思ったので他の仕事に
まわってもらった。

司「こんなもんかなー」

憲吾「司。厨房来てくれ。
ちょっと教えておくから」

司「はーい」

掃除が片付いてから僕は
憲吾に厨房に呼ばれた。

どこに何が置いてるとか
レシピとか教えてくれた。

1時間があっという間に
過ぎて他の人もやってきた

翔子「あー。沢田君~。
やっと来てくれたん?」

守「なんや。翔子か。
来るん遅いんちゃうか?」

翔子「あたし片付けで
いつも最後やってるから。
役割分担してんねんって」

舞「あれ?司君は?」

守「厨房おると思う。
憲吾に呼ばれてたから」

舞「やった。司君と一緒に
話ししてみたかってんー。
あたし今日厨房やるー」

守「そんで・・・いつも
こういうメンツなんか?」

翔子「バラバラかなー。
本家もいつも混じってるし
今日初めて分家だけかな」

守「ふーん。そうなんか」

集まっていたのは分家だけ
みんなタイプが違っていた

綱吉「着替えてくるわ。
後で朝礼あると思うから」

守「おう。わかった」

翔子「じゃあね。沢田君」

みんなは着替えに行った。

着替えたら回転準備をして
9時半に朝礼が始まった。

憲吾「みんな。おはよう。
今日は守と司と魂輝が来て
くれたからやれると思う。
最近客少なくてだれてきて
るから気合入れてやろう」

全員「了解っ」

憲吾「今日も一日よろしく
お願いしますっ」

全員「お願いしまっす」

みんな各自移動していく。

僕達はよくわからないので
開店時間までの間に色々と
教えてもらっていた。

2つ隣の店と昔からある
海の家が繁盛していて
そこに客を持ってかれてる

2つ隣のところは居酒屋店
で海の家に参戦してきてる

それが強くて問題らしい。

僕らは開店前にちょっとお店
を覗いてみるとオシャレな
作りで金かけてると思った。

それに店員がイケメンと
垢抜けた女が多かった。

こりゃあ・・・手ごわい。

このブログを検索

ページビューの合計

Translate

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

QooQ