第1283話 相当悪い

2024年12月3日

第44部-海と屋台-

t f B! P L
そしてまた守君にかけた。
今度は電話が繋がった。

守「はい」

司「あー守君?司やけど。
さっき憲吾から電話あって」

守「あー。今聞いた。
明日やろ?」

司「あれ?憲吾から
電話あったん?」

守「明日休みやったら
来てくれって。司はデート
キャンセルして来るから
守も予定あったら捨てて
こっち来てくれって。
タマも連れて来てって」

司「うーわ。一方的や」

守「相当悪いみたいやな。
海の家の運営・・・」

司「そうみたい。じゃあ
明日行くの?」

守「そんだけ言われたら
行かなあかんやろ」

司「じゃあ明日一緒に
行こうよ」

守「そやな。バイクは禁止
やから電車で来いってよ」

司「あっ。そうなんや。
9時現地やから待ち合わせ
8時半ぐらいでいい?」

守「そうやな。でも・・・
ちょっと早くいっとかな
なんもわからん思うけど」

司「あっ。そっか」

8時着にして7時半に
駅で待ち合わせをした。

司「ふぅ。7時半か・・・
鍛錬する時間短いなぁ」

自分の部屋を出て1階に
降りてリビングへ行った。

母さんが京美と一緒に
テレビを見ていた。

母「なんや。司か」

司「なんやってなんよ。
なんかさー。お菓子ある」

母「そこらへんにあるよ。
適当に食べてええよー」

席に座ってお菓子を食べ
ながら一緒にテレビを見てた

ゆっくりした時間が過ぎてた
テレビが終わって母さんは
洗い物を始めていた。

司「母さんさー。悪いけど
明日6時起こしてくれん?」

母「いいけど。なんで?」

司「明日さー・・・」

母さんに明日の事を話した。

母「わかった。じゃあ明日
起こしたげる。それと明日
須磨の海岸まで送ったげる
守君と魂輝君に伝えとき」

司「えっ?いいの?」

母「無償の労働でしょ?
あたしもやってたからわかる
そんぐらいはしたげるわよ」

司「ありがと。じゃあ守君に
も言っておくから」

すぐに守君に電話をして
明日は送ってくれるからと
伝えて電話を切った。

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