第1278話 落ち着いた

2024年11月26日

第43部-冷たい恐怖-

t f B! P L
僕と守君はバイクに乗り
その場からすぐ離れた。

途中でコンビニで休憩し
少し頭を冷やしていた。

司「ふー。落ち着いた」

守「ほれ。からあげ君。
適当に買ったから食え」

司「ありがとう」

ちょっと休むだけで
なんとか落ち着いた。

それからまたバイクに乗り
家までスムーズに帰った。

司「もう・・・1時半か。
シャワー浴びたら2時か」

深夜での帰宅は申し訳ない
家族に迷惑かけるから・・

そろーっと入ってシャワー
を浴び自分の部屋へ戻った

司「あー。疲れたなぁ」

とにかく・・・怖かった。
こんなのは初めてだった。

殺されるかもしれない。
そういった死が近かった。

先生に相談した時に・・・
僕はあいつらと戦うって
感情的になって言ってた
けど・・・もし感情的な
まま戦ってたら今頃・・・

司「そうや。先生や」

忘れてた。先生だ。

そういえば・・・雨蛇は
先生の名前を言ってた。

雨蛇と先生は知り合い?

じゃあ先生が教えた?
いやそれは考えられない

雨蛇が一方的に知ってた
って言ってたあの表情。

あれは多分本当だろう。

そういえば虎若?龍円?
なんかそう言っていた。

司「ちょっと待て。
なんであの時・・・」

ただ・・・あの時僕は
気づくべきだった・・・

なんで僕の電話番号を
知ってるかよりも僕達の
名前を知ってたのかを。

司「やっぱり先生?」

先生が名前を教えて・・
僕達の番号も教えた・・

それなら合点がいく。
だけど腑に落ちない。

司「なんやったんやろう
あー。もう。わからん」

考えても・・わからない
知ろうとしても世界が違う

司「裏の世界か・・・
僕には・・・関係ないか」

もう交わることはない。
だから考えなくていい。

そうこうしているうちに
僕は眠りについていた。

翌日からは・・・普通の
学校生活に戻っていた。

翌日の学校では松原さん
が学校に登校してきてた

クラスのみんなは最初は
偏見な目で見ていたけど
理子が話の相手していた

それと覚醒剤が出回ると
言った話もなくなってた

雨蛇はちゃんと約束を
守ってくれていた。

そして・・梅雨も明けて
期末テストも終わってて
やっと待ちに待った
夏休みに入っていった。

第43部-冷たい恐怖- 完

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