第1275話 直接指導

2024年11月22日

第43部-冷たい恐怖-

t f B! P L
雨蛇「でも今回さー。
あいつらがバカだから
結構被害受けちゃって」

守「なんの被害?」

雨蛇「売り上げ。ちょっと
自粛せなあかんくなった」

守「覚醒剤・・・か?」

雨蛇「そうそう。ほんと
まいっちゃうよねー」

守「・・・合ドラか?」

雨蛇「まさか。足が簡単
につくのは捌かないよ。

そんな危ない橋渡りたく
ないしねー」

司「もう渡ってるんじゃ」

雨蛇「確かになー。まぁ
遊びじゃないからなー。

ほんと。直系から直接指導
入るとかシャレならない」

守「・・・直系?組か?」

雨蛇「ちょっと違うけど
だいたいそうかな。ほんと
なんでこんな高校生の為に
自粛しないとって思う」

司「さっきと言ってる事が
あまりにも違わへん?」

雨蛇「本音はねー。まぁ
今回はこっちが引くよ。
でも次・・・もし遊び感覚
でこっちの邪魔したら」

カチャッ・・・ジャッ・・

守「・・・っ」

司「・・・あっ」

雨蛇は拳銃を取り出して
守君のコメカミに当てた。

あまりにも自然な動きだ。

タバコと飲み物をもらって
油断しすぎていたのもある

雨蛇「パーン・・ってね」

守「・・・っ」

コメカミに当てられたまま
守君は微動だにしない。

僕も・・動けなかった。

偽物だろうと思ったが・・
何も言う事ができなかった

雨蛇は僕らの反応を見てた
そして・・・

雨蛇「うそうそっ。これ。
おもちゃだからねー。
ドッキリ大成功ーー」

雨蛇は拳銃を下ろし直した
そして雨蛇は席を立った。

そして僕らの方を見ながら
話をしていた。

僕はおもちゃとわかって
ホッとしたが・・・

守君の表情は険しかった。

司「・・・守君?」

守「・・・」

雨蛇「そんな怒んないでよ
本物なんて持ってたらさー
銃刀法違反で捕まるから」

守「・・・くそっ」

守君が悔しがっていた。
雨蛇を睨みつけていた。

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