雨蛇「で。どっちが司君?
そんでどっちが守君?」
守「答える必要あんのか?
それより何で俺達のこと
知ってるんや?」
雨蛇「やだなー。この時代
どうやっても知れるよ?」
司「もしかして・・・
昨日僕に電話してきた?」
雨蛇「あー。したしたー。
じゃあ君の方が司君かー」
司「なんで僕の番号を・・
知っていたんですか?」
雨蛇「なんでだろうねー。
まぁ簡単に調べれるから」
司「答えになってない」
雨蛇「そう?同じ学校の
同級生辿って行ったら誰か
携帯知ってる人いるよね」
雨蛇は簡単に言っていた。
守「どうやって聞いた」
雨蛇「さぁ?どうだろね。
女の子使ってホテル行って
シャワー浴びてる最中に
でも盗み見たんじゃない?」
司「お前・・・そんな事」
雨蛇「知り合いに頼んで
知りたいって言っただけ。
その人が誰かに頼んでって
誰が動いて知ったかまでは
わかんないけどねー」
本心が全然見えない・・・
ただ・・・わかったことは
雨蛇の為に動く人が多い。
クロ・シロ・ブルーにしても
王欄にしてもそうだったから
それが怖いからなのか・・・
なんなのかはわからない。
王欄「おい。雨蛇」
王欄が戻ってきた。飲み物を
買ってきてくれていた。
雨蛇「おう。ありがとう。
好きなの飲んでいいよ」
雨蛇は自分が取る前に
僕らに選ばせてくれる。
適当に選んで取って飲む。
雨蛇「王欄。下がってろ。
今3人で話してるから」
王欄「あっ。ああっ・・」
王欄は下がっていった。
また3人に戻った。
雨蛇「話しなんだっけ?」
司「僕の番号・・・」
雨蛇「あー。そだっけ。
俺は知りたいって言ったら
誰かの後輩が調べてきた。
それが答えだよー」
守「・・・わかった。
それはもうそれでいい。
ただわからん事がある。
なんであんたがあいつらを
俺達に謝らせる必要ある?」
雨蛇「ルールがあってねー。
裏の人間が表の人間をこっち
に引き込むなってのがねー。
まぁ表の人間が裏の人間の方
へ寄ってきてたら別だけど」
守「それだけで・・・か?」
雨蛇「そだよ。そこ大事。
そうしないと足つくから」
守「確かに・・・な」
冷静に話す雨蛇が怖い。
本心を話しているのか・・
欺いてるのかわからない。
独特の雰囲気を持っていた
0 件のコメント:
コメントを投稿