僕らは黙って見ていた。
3人は無抵抗なまま・・
黙ってやられていた。
??「バカどもが・・・
これで勘弁してもらえるか?」
司「勘弁とか・・・ちゃう」
??「そやな。足りないか。
じゃあこいつらの指を折る。
それで許してもらえるか?」
ブルーの人差し指を掴んだ。
ブルーの顔が強張っていた。
司「そんなん頼んでない。
なんなん?なんか僕らが
あんたに頼んだみたいやん」
守「あぁ。何様やねんな。
俺らが助け求めたみたいや」
??「俺はこいつらに君達の
目の前で責任をとらせるだけ
の執行人や。助け求めるよう
なんやないのはわかってる」
司「もしかして・・・あんた
が雨蛇さんって人か?」
??「雨蛇?違うな。俺は・・
雨蛇から頼まれただけや」
守「あ?頼まれたやと?
じゃあお前は誰やねん」
??「・・王欄(オウラン)。
そう言えば通ってる名前や」
司「知らないけどね」
守「あぁ。初めて聞いた」
王欄「ふふっ。そうやろな。
まぁ俺の事はどうでもいい。
まぁ。指・・・折っとくぞ」
ブルーの指を再び掴み
躊躇なく折ろうとしていた。
司「いらん。折らんでいい」
守「そんな事望んでない。
もうええわ。やめたって」
王欄「そうか。よかったな。
お前ら。感謝しておけ」
シロ「ありがとうございます」
クロ「ありがとうございます」
ブルー「ありがとうございます」
あのシロとクロとブルーが
簡単に謝ってきていた・・
僕はなぜかそれが悔しかった。
王欄「次は・・あいつらか。
和真。祥吾。こっちこい。
こいつらはこいつらで
迷惑かけたみたいやな」
和真と祥吾を呼び寄せた。
和真と祥吾は怯えていた。
王欄「どうしようか?」
司「どうもせんでいい」
守「ほっといたれや」
王欄「そうはいかんねん。
こいつらの後輩が一般人に
手出そうとした原因やから
その責任を今取らせる」
守「・・・あ?」
王欄「こうやってな」
ドガアアッ・・・
王欄は振り向きざまに
祥吾を殴った。
王欄「バカやろうが。
和真ぁ。このバカがぁ」
ドガアアッ・・・
そして和真も殴った。
そのまま抵抗しない2人
を問答無用で殴ってた。
シロ達よりもひどかった。
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