第1266話 脱線

2024年11月11日

第43部-冷たい恐怖-

t f B! P L
司「言ってなかったよ。
学校に来たら?とか来い
とか僕は言ってないから」

理子「なんでよ・・・」

司「言わないといけない
理由なんてないから」

理子「なんかひどいよ。
・・・もし私が松原さん
の立場やっても同じよう
に司はすんの?」

守「おいおい。宮城」

司「それはまた話が別。
理子が学校に来ないなら
来ない理由潰していく」

理子「えっ?ほんまに?」

司「考えた事ないけどね」

理子は嬉しそうだった。
話がここで脱線する。

理子「なんで考えてないん
そうなったらどうするん」

司「理子が学校来なくなる
程度の女と思った事ない」

理子「そやね~。あたし
結構学校好きやからね~」

守「おいおい・・・俺は
もう帰ってええんかな?」

司「あっ。ごめん」

理子「あかん。まだ話は
終わってないんやから」

守「じゃあ脱線すんな。
そういうのは2人きりの
時に話してくれや」

理子「そうしますー。
すいませんでしたー」

司「じゃあ話を戻すけど
・・・他に質問はある?」

理子「うーん・・・」

理子は色々考えていた。
だけどでてこなかった。

司「じゃあ・・・これで
終了ってことで・・・」

守「異議なしっ」

司「じゃあ帰ろうか。
ごめんね。守君」

守「あー。まぁええわ。
明日食堂でコーヒーな」

司「ははっ。わかった」

安い要求で助かった。
話しが終わり店を出る。

守君とはここで別れて
僕はバイクで理子を家
まで送って家に帰った。

司「やっと終わったなぁ
ふぅ。めっちゃ疲れた」

やっと元々の目的が
終わったと思ったら一気
に疲れが出てきた。

司「やり残したかもなぁ。
なんかスッキリしないや」

何かモヤモヤしていた。
シロ・クロ・ブルーの連中
と中途半端で終わってた事

中途半端な終わり方だと
遺恨が残るっていうのが
体感して理解できる。

司「しょうがないか・・」

スッキリはしないが・・・
今回の別の方は動けない。

もしかしたら・・・僕達は
負けたのかもしれない。

そう思えるほどだった。

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