第1264話 共存

2024年11月8日

第43部-冷たい恐怖-

t f B! P L
3分が過ぎた頃・・・

祥吾「ハァ・・ハァ」

守「体力ないなー。お前
まっ。わかってたけど」

力だけを使い続けるのは
非常に体力を消耗する。

デブなら余計に消耗する
なので守君はずっと同じ
攻撃を繰り返していた。

祥吾「お前・・・最初から
これが狙いやったんか」

守「まさか。スピードより
力が上とか言うからやぁ。
見せてもらいたかってん。

力と速さは共存させた方が
体力消耗しにくいねんから

力だけの奴にわからんか」

祥吾「・・・くそっ」

守「殴り合いの喧嘩やと
お前は確かに強いやろう。

でも・・・そこが限界や。
お前は弱点を残したままで
自分の限界の強さきてる」

祥吾「・・・」

守「覚悟は・・ええか?」

祥吾「あぁ・・・やれや。
まだこっからじゃああっ」

バテバテの祥吾はまだまだ
心が折れていなかった。

そして守君は手を抜かずに
祥吾を必要以上にしばいた

容赦なくトドメを刺してた

司「お疲れ様・・・」

守「あぁ。なかなか根性が
すわっとったわ」

見た感じ20歳ぐらいの人
に上から目線だったが・・

ここまでやっていればまた
守君とやりたいだろうとは
思えないほどやっていた。

守「松原の話聞けたか?」

司「うん。おかげさまで」

守「なら・・よかったか。
頑張った甲斐があったわ」

司「夜。話すからちゃんと
ガストまで来てな」

守「えっ?もう俺は用ない
んとちゃうんかな?」

後は夜に話すだけだ・・・
僕達は帰ろうとした。

??「このままじゃすまんぞ
お前ら誰に喧嘩売ったんか
わかってんのか?」

司「わかんないけど」

??「和真さんが怪我して
なかったらお前らなんて」

守「誰やねん。和真って」

司「あー。もしかしたら
僕を殴ったのかもしれん。
ねぇ。その和真ってのは
ガタイやたらいい人?」

??「そうや。今怪我してて
安静にしてるだけや。
お前らじゃ勝てんからな」

司「じゃああの和真やろな
洋平が片つけたって相手」

守「なんや。そうなんか」

司「昨日話したやんか」

守「どうでもええねん」

話を聞き流して僕らは帰る
その場から去っていった。

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