すごすごと電車から降りて
駅で2人と別れ家に帰った
家に帰ると・・・母さんと
京美にやたらと驚かれたが
もう2人共慣れてた感じだ
最初だけ驚いて後は普通。
僕も変に心配されないので
それはそれで楽だった。
お風呂に入って自分の部屋
に入ってすぐに寝た。
翌日は顔が腫れあがってた
ちゃんとケアしといたのに
母「司ぁ。学校行くの?
こんな早く私服で?」
司「うん行くよ。こんなん
で休んでられへんもん。
鹿角さんのとこにバイクと
制服置いてるから早く
行って着替えなあかんし」
母「ふーん。柴田君に迷惑
あんまかけんようにしーよ
んで。かなりひどいよ?顔」
司「階段から落ちたって
言っとくよ。じゃあね」
母「行ってらっしゃーい」
親にいじられて家を出る。
電車で柴田さんとこへ行き
制服に着替えてバイクも
引き取って学校へ行った。
学校に着いて校門の前で
生活指導の先生に驚かれ
ながら普通に通り過ぎた。
司「おはようございます」
先生「お前。どうしたその顔
誰かと喧嘩したんか?」
司「階段から落ちました。
さいわい体は鍛えてますので
無事でよかったです。では」
それ以上何も言わず通り過ぎた
聞かれても答えたくはない。
先生「あいつ・・・あれは絶対
どっかで喧嘩しとるな」
ザッ・・ザッ・・ザッ・・・
そのすぐ後に洋平が来た。
洋平も顔がひどかった。
洋平「おあよーございあっす」
先生「お前。どうしたその顔。
お前絶対喧嘩しとうやろ?」
洋平「こけたんですよ。そんな
朝から怒らんとってください」
ちなみに説明しておくが
先生は洋平に対しては強い。
僕と守君に対しては強くこない
去年から先生がなんか言って
きても黙らせていたから
先生「お前なぁ。もしかして
上級生と喧嘩したんか?」
洋平「こけただけですって。
日直なんで早く教室行きたい
んですけどいいですか?」
日直ではないが面倒なので
日直と言っておけば逃げれる
どうでもいいことなら・・・
先生「それは先生が言っとく
日直遅れてええからちょっと
こっちこい」
洋平「はぁ~。めんどいな」
なめられては困るだろうから
先生は怪我を問いただす。
そこへ・・・
守「・・・んっ?」
守君がやってきた。
唯一怪我をしていないので
普通に登校できていた。
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