司「あー。しんどっ。
今日で何連戦したやろ」
洋平「ほんとですね。
俺これで4戦目ぐらい」
ボロボロの状態で体力も
ない分不意打ちでやった
??「お前ら・・なんや」
司「なんでもないよ。
それより・・・ほら。
かかってきなよ」
僕は相手を煽っていた。
話しする気はなかった。
守君はずっと下を向いた
ままで考え事をしていた
??「お前らぁ。殺すっ」
司「いいからきなよ」
標的が僕達に変わった。
僕と相手は対峙する。
??「おい。祥吾さん呼べ
俺らに喧嘩売ってるのが
おるって言ったらええ」
洋平「なんやの?それ。
人数おって負けそうに
なったら仲間呼ぶって」
??「うっさい。黙れ。
祥吾さんと和真さんが
おったらお前ら終わりや」
司「和真って・・・?
洋平が倒した人ちゃう?」
洋平「また違うでしょ。
あいつは強かったしもっと
筋通してきてた人でした」
司「そう?なら違うかー。
まっ。呼ばせる前にやる」
??「ちょっと待て。おい」
ヒュッ・・・スッ・・・
ドボッ・・・パンッ・・・
肝臓にパンチを打って流れ
でアゴ先をスッと打ち抜く
その場ですぐ倒れ込んでた
??「ヤバイ。ヤバイこいつら
俺らにびびってないやんけ」
戦闘向きじゃない不良達は
びびって逃げ出していた。
司「ふぅー。終わったぁ」
洋平「お疲れさんでした。
そんで・・どうします?」
守「・・・」
守君は考えたまんまだった
時間はもう8時を過ぎてた
守「先生に・・・聞くか。
マジで・・・わからんわ」
洋平「野田先生にですか?」
司「おー。その手があった」
洋平「ちょっと。ちょっと。
野田先生に簡単に相談して
怒られないんですか?」
司「なんで?」
洋平「だって・・・こんな
喧嘩してたらやっぱ・・」
司「頭固いなー。ほんと。
先生はこんなので怒らない
怒るのは・・僕らが誰かに
心を折られた時やから」
守「本家でも一緒やろ。
戦いを途中で投げてたら
許してくれんとかあったやろ」
洋平「そうですけど・・・
そうか。そういう事ですね」
先生は喧嘩したとかしてない
とかでいちいち怒ってこない
そりゃあ・・・無抵抗な者や
真面目に生きてる人に対して
邪魔をしてたなら別だけど。
基本的には自己責任だから
あーだこーだ言ってこない。
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