第1248話 派閥幹部

2024年10月19日

第43部-冷たい恐怖-

t f B! P L
シロ「ほんとにさー。
こっちが悪いって思って
るんだから。勘弁してよ」

表情を変えず謝る気がない
ような言い方で言ってきた

守「・・・」

守君は黙って見ている。
シロの反応をじっと見てた

シロ「仲間取り戻しにきた
だけでしょ?もう1人もさ
隠れてないで出てきたら?
そうしないとここからまだ
帰れないってよーーー?」

シロが大声で全体に聞こえる
ように言った。

スッ・・・

隠れていた洋平が出てきた。
黙って僕達の方へ寄ってきた

シロ「はい。これで終了ー。
じゃあ帰って下さいねー」

守「・・・待て」

シロ「なに?まだあんの?
さっき仲間取り返しに来た
だけって言ってたのに?」

守「・・・帰るぞ」

守君が背を向けて帰る。
僕と洋平もついていった。

守君が黙って引き下がる姿
を見たのは初めてだった。

今回は・・・相手の方が
一枚も二枚も上手だった。

相手がしようとすることを
させない方向で抑えられた

僕らは・・・道場で何度も
体験させられてきてたのに

僕達が去った後・・・

シロ「あー。面倒くさかった
今回けっこう危なかったね」

クロ「あれ。もっと底あるよ
見せてないだけでね」

シロ「俺達と一緒かなー?
まっ。あーいうのともめるな
って言われてたんだけど」

シロは和真の部下達を見る。

何でこうなったのかの責任を
作った連中を問い詰める。

一般の連中を巻き込むな。
一般をターゲットにするな。

他にもそういうような内容の
鉄の掟があったから。

ブルー「馬鹿どもが・・・
お前ら。和真と破門決定だ」

シロ「あー。やっべーなぁ。
俺も雨蛇さんに責任とらされそう」

クロ「俺も・・・」

ブルー「俺もだ・・・」

雨蛇派閥の幹部である
シロ・クロ・ブルーは
上の責任を取らされる。

クロ「そろそろ幹部会・・・
終わる頃だぞ・・・」

シロ「あーあ。怖いなー。
雨蛇さん。時間もらうか」

クロとシロは外へ向かう。

クロ「あれ?ブルーは?」

ブルー「あぁ。俺はこいつら
始末してから向かうわ」

ブルーは和真の部下達を
しばいてから来ると言った。

シロとクロはうなづいてから
先に外へ出て行った。

ブルー「さて・・・お前ら」

??「すいません。すいません
そんなつもりじゃ・・・」

バキイッ・・・ドガアッ・・

ブルーは聞く耳を持たずに
怒りに任せ暴れ出した。

その場にいた和真の後輩達を
半殺し状態にまでしていた。

ブルー「はぁ・・・はぁ・・
さて・・・俺も向かうか」

ブルーは任務をこなしてから
シロとクロの後を追った。

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