クロはすぐに指輪を
つけていない方の手で
守君のがら空きになって
いる脇腹を狙った。
シュッ・・ドシイッ・・
クロ「・・・なにっ?」
守君はギリギリで防ぐ。
腕を戻して防いでいた。
守「危ねー。最初っから
こっちが狙いやったんか」
クロ「マジかー。今のが
防がれたん初めてだぞ~」
クロが少し驚いてた。
反応された事に驚いてた。
シロ「ダメだな。これー」
ブルー「しょうがないか」
シロとブルーが動き出す。
流れが悪くなりそうなのを
すぐに察知していた。
クロが驚いているのを見て
守君がすぐに動き出した。
守「今やな。いくかっ」
守君が攻撃に転じる。
クロはブロックだけしてた
守君はガードしているクロ
の腕をとり掴む。
投げ技に移行しようとした
その時・・・横から走って
守君に向かってきていた。
守「・・・っと」
守君は手を離して避ける。
シロが割って入ってきた。
シロ「はい。そこまでー」
守「ちっ。なんやねん」
避けるしかなかった守君は
流れが掴めきれなかった。
チャンスの場が消えた。
シロ「クロ。立て直せー。
お前が弱気になったら他の
者に示しつかないよー」
クロ「誰が弱気ってー?
ちょっと驚いただけだし」
クロはすぐに立て直す。
シロが入ってきてくれて
自分をすぐに取り戻した。
シロ「強いねー。君は。
それに危なさももってる。
こっち側の人間かな?」
守「あ?違うわ。俺は
ただのパンピーや」
シロ「ふーん。そっか」
守「話しする暇ないねん
2人がかりでもええから
さっさとかかってこい」
さっきから時間をかなり
とられてしまっている。
これはあまり良くない
状況に置かれてる事だ。
相手に考える時間を与え
ペースも相手が持ってる
どうしても後手に周って
しまうことになる。
相手が普通ならばどうって
こともないのだが・・・
やり方を知っているのが
相手ならとにかく面倒だ。
自分のペースにしていたい
守君は危険を感じていた。
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