第1241話 3人組

2024年10月10日

第43部-冷たい恐怖-

t f B! P L
ダッ・・・ダダダッ・・
僕を殴っていたたくさん
の連中がその3人の元へ
走ってかけよっていった

??「あっ。お疲れ様です
自分ら和真さんの下で
面倒見てもらってます」

??「ちはっす」

??「ちはっす」

クロ「ん~。うるさい」

シロ「もうわかったから
全員おとなしくしてて」

ブルー「和真ちゃんの
後輩ってことは~・・・
この子の仲間なんかな」

クロ「あ~あ。なんか
かなりいじめられてるね
かわいそう~」

ドサッ・・・

3人は僕の目の前まで
やってきてかついでいた
男を床に置いた。

司「・・・洋平っ」

ボロボロにやられた洋平
を見て思わず動揺した。

クロ「知り合いみたい。
反応しちゃってるし」

司「・・・こいつら」

反応を見て判断してくる
連中は簡単にはいかない

シロ「ん~。じゃあ
この子にも打っちゃうか
めんどうくさいから~」

クロ「そうやね~」

司「・・・打つ?何を」

シロ「いいもの♪最初は
特別にタダでいいから」

シロは笑って僕に言う。
僕は怖くなってきていた

この3人は・・・違う。

喜怒哀楽の表現を見せず
躊躇することもしないで
すぐ行動に移している。

遊び感覚にも似ている
慣れた感じが怖かった。

クロ「は~い。お待たせ
冷えたのがあったよ~」

シロ「お~。ほんまに?
じゃあ特別冷えたので」

司「ちょっ・・それは」

注射器を持ってきていた
それと・・・白い粉・・

シロ「はいは~い。最初
は怖いかも知れないけど
そのうち知らない間に
はまっちゃってるから」

ブルー「次からは1パケ
1万円でいいからね~」

倒れている洋平の腕を
まくりあげだしていた。

司「待てっ。待てぇぇ」

クロ「うーん。うるさい
こいつうるさいからさ~
こいつから打とうか~」

シロ「そだね~。早いか
遅いかぐらいだしね~」

ブルー「しゃあないな。
じゃあ特別にお前から
打ってあげるね~」

司「・・・っ」

言葉が・・・出なかった
怖いのとどうしようも
ない絶望感でいっぱいで

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