第1240話　グループ

??「何笑っとんじゃコラぁ
地獄はまだまだ続くんじゃ
わかってんのか。コラぁ」

司「・・・わかってるって
ねぇ。なんでさっきから
ずっと同じ事言ってんの」

??「・・・あ？」

司「地獄が続くとか・・・
言うよりやったらどう？」

??「やってるやろがぁ」

ドガアァッ・・・
僕の顔を思いっきり蹴った

司「ぶっ・・・あっ・・」

??「わかったかぁ。カス」

司「はっ・・・はははっ」

??「何がおかしいねんや」

司「いや・・これが地獄？
って思ってさ・・・」

??「お前。俺らバカにして
殺されなわからんのか？」

司「俺らって言われても
よくわかんないし・・・
もしかして・・・有名な
チームなんかな・・？」

??「俺ら雨蛇グループや
そんなんも知らんのか」

司「あめ・・・へび？」

その瞬間・・・周りの
連中の表情がこわばった

??「おい・・・」

??「あっ・・・とにかく
お前に関係ないんじゃ」

ドゴッ・・・ガッ・・・
とにかく殴られ蹴られる

司「ぐあっ・・がはっ」

??「ハァ・・ハァ・・」

何かを隠そうとしている
それをもう一度確認する

司「雨蛇・・・って人が
みんなの頭・・・かな」

??「うるさいねん。お前
には関係ないんじゃあ」

バキイッ・・ゴツッ・・
僕は再度殴られていた。

司「ハァ・・・ハァ・・
ははっ・・・そっかぁ」

雨蛇・・・この言葉に
彼らは恐怖を抱いている

異常な反応でわかった。

ガラガラガラ・・・
突然倉庫の扉が開いた。

??「あ？誰じゃあっ」

クロ「あれ～？なんか
いっぱいいるけど～」

ブルー「誰の後輩だろ
シロは知ってるかな？」

シロ「まさか。知らない
不法侵入者じゃない？」

??「あっ・・・まさか」

僕を殴っていた連中の
表情が変わり焦っていた

司「・・・誰？３人。
もう１人いんのかな」

３人の方を見ると１人を
かついでいるのが見えた

この時はまだかつがれて
るのが洋平とはわからな
かった・・・