第1233話 理由

2024年9月30日

第43部-冷たい恐怖-

t f B! P L
高志「てめぇ・・・らぁ
俺ら誰かわかってんのか」

守「知るか。さっきから
ガタガタ抜かさんと来い」

守君が構えをとった。
右翼の構えだった。

高志「俺の彼女・・・
蹴りやがってぇぇ」

ブンッ・・・スッ・・・
バキイイッ・・・

高志「がっ・・・」

かわしざまにカウンター
で軽く拳をぶつける。

高志はよろめいている。

守「はい。さようなら」

ドガッ・・・

廻し蹴りで顔を蹴った。

高志はその場へ崩れ落ちた

守「・・・もうええか?
松原と話してええかな?」

誰も異議を唱えない。

守「じゃあ。松原。あっち
で少し話ししようか」

松原「・・・っ」

守「心配すんなって。
別に何もせーへんから。
高志って彼氏にも誤解
されんようにしとかな」

守君は松原さんを連れ出す

自動販売機でジュースを
買って立ち話をしだす。

守「単刀直入に聞くぞ?
お前学校来ん理由なんや」

松原「・・・は?なんで?
沢田君には関係ないやん」

守「関係ないねんけどなー
心配してるのもおるねん」

松原「誰が?」

守「ないしょ」

松原「絶対おらへん・・」

守「おんねん。つーかなぁ
そこ重要視してないねん。

ええから答えろや。なんで
お前は学校来ーへんのや」

松原「おもんないし・・・
学校行っても全然・・・」

守「はい。わかった」

松原「・・・えっ?」

守「おもんないから来ない
それだけでもうええやろ。

あんまお前相手してる場合
でもなくなってるねんや」

松原「はぁ?」

守「じゃあな。松原。もう
お前と会う事はないやろ」

松原「ちょっと・・・」

守君は走り出した。
全力で走って戻っていた。

守「司・・・洋平・・・
無事でおってくれよ」

目的は・・・果たした。
今度は目的の為に犠牲に
なった者を救いに行く。

守君は目的よりも犠牲に
してしまった者が心配で
自分を責めて悔やんでた

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