第1223話 5~6人組

2024年9月18日

第43部-冷たい恐怖-

t f B! P L
高架下をずっと歩いてると
途中で5~6人組の調子に
乗ってる連中を見つけた。

守「司。あれはどうや?」

司「感じは似てる・・・
けど違うかな」

洋平「ふーん。あんな感じ
の連中なんですかぁ」

だいたいの雰囲気を見て
つっぱる感じの集団だと
わかってもらえた。

とりあえず違うので・・・
素通りしていこうとしてた

その集団は周りを見ずに
幅広く歩いていた。

そして守君が横を通ろうと
した時だった・・・

ドンッ・・・

??「いって。おいコラ」

肩がぶつかっていた。
集団側のよそみだった。

守「あー。すんませーん」

守君は軽く謝っていた。
謝る気はない感じで・・・

??「なんや?謝ったらええ
とでも思ってんのかぁ?」

??「あー?どうしたぁ?」

??「こいつが俺にいきなり
ぶつかってきたんですよー
あー。肩外れたかも~」

??「あー?マジか?おう。
お前どうする気やねん」

守「・・・」

司「・・・」

洋平「・・・」

??「お前ら。ちょっと
こっちこい。ここじゃあ
目立つからよ」

??「こいつらびびって声
でてないですよ?」

守「・・・」

??「おい。こっちこい」

肩を組まれ歩いていく。

??「お前ら逃げられんぞ
これからシバかれるねん
それわかってるやろな」

守「・・・」
ニヤニヤしながら嬉し
そうに話してきていた。
そのまま黙ってついて
いき人気のない所へきた

??「おう。お前らぁ。
おいなにキョロキョロ
してんねん?」

僕らはすぐ周りの状況
を見て把握していた。

周りは壁で囲われている

後ろは逃げれないように
仲間が守っている。

周りには人気は感じない

大声出してもそう簡単に
人が来る場所でもない。

??「おう。コラぁ。
聞いてんのかぁ?」

ダッ・・・

??「・・・なっ?」

相手が叫んだ瞬間・・・
守君が走り出していた。

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