第1218話 無法状態

2024年9月12日

第43部-冷たい恐怖-

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有村「・・・と言うとこ
までは聞きましたけど」

守「なるほどな・・・」

司「ちょっと面倒やね。
簡単に終わらんかもね」

有村「あたしが言ったって
絶対言わないですよね?」

守「あぁ。それは約束する
ありがとうな。助かるわ」

司「バイバーイ」

情報は聞けた。僕と守君は
教室へ戻ろうとした。

有村「あの。ちょっと」

守「あん?」

司「どうしたの?」

有村さんが呼び止める。

有村「あの・・・今度
一緒に遊んでくれる?」

守「あぁ。別にええよ。
どこ行くかとか決めてて
くれたら付き合うから」

司「モテモテですね~」

有村「友達も一緒に遊び
たいから宮根君も・・」

司「うん。わかった~」

教えてもらった対価と
して遊ぶことを約束した

2人でなければそう問題
にもならないし教えて
もらった対価として安い

それぐらいの情報だった

そして僕達は教室へ戻る
そして打ち合わせをする

司「どうする?今回は
あんまりなめていかない
方がいいと思うけど」

守「どうすっかな~」

守君は考え込んでいた。

そう。今回は面倒くさい

相手が学校に通ってなく
つるんでる連中も全員が
学校には通っていない。

そしてそれが地元でも
有名で先輩後輩らも窃盗
や万引きにカツアゲに
集団暴行もしてるらしい

地元では逆らうような人
はいなく無法状態らしい

松原さんはそういう連中
とつるみだしてリーダー
格のやつと付き合ってる
という噂を聞いたと有村
さんは言っていた。

司「暇つぶしって感じで
やってる感じもするね」

守「威張りたいんやろ。
それもある感じするわ」

司「この前の北鈴蘭台の
あんな感じかなー?」

守「あー。近いかもな。
でもあれは統制とれてた
上下関係しっかりしてた
けど今回は違うやろ」

司「一緒じゃないかな?
違いあんまわかんない」

守「無法状態になるとか
本来ありえへんからな」

司「あー。そうかぁ~。
もっと上がいるって事?」

守「おってもおかしない。
まー・・・それはないか。
ここは日本やねんから」

守君は最悪の状態までを
考えていたみたいだった

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