第1216話 優しさ強要

2024年9月10日

第43部-冷たい恐怖-

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理子「松原さんさぁ・・
なんか悪そうな人達と
一緒にいたやんね」

司「そやね」

理子「学校来ないのって
おもしろくないんかな」

司「そうじゃない?」

理子「もう。司冷たい。
なんでそんな簡単なん」

司「んー。自分で決めた
人生やから他人がとやかく
言う事やないやんか」

理子「うー・・そやけど」

司「真面目に生きてるのが
正しいのかあーやって不良
とつるむのが正しいのかは
わかんないもんやからね」

理子「真面目に生きてる方
がやっぱりいいと思うよ」

司「そやね。僕もそう思う
だから僕も理子も真面目に
生きてる。そういうこと」

理子「うーん・・・」

司「・・・そんな悩むなら
明日学校で守君に聞く?」

理子「うん。そうしよう。
沢田君は・・・松原さんの
ことどう思ってるんやろか
聞きたいこともあるし」

司「どうだろうね~」

そして翌日学校で・・・
守君にいきさつを話した。

守「学校来てない奴の事を
心配してどうすんねんな」

めんどくさそうに答えてた

理子「ちょっと。それは
ひどいんとちゃう?」

守「なんもひどくないやろ
かまってやる無駄な優しさ
使ってる暇なんてない」

理子「だって・・松原さん
は沢田君こと好きやった」

守「だから優しくしろってか
好きやったら好きな相手に
優しさ強要できんのか?」

司「まぁまぁ。この辺で
終わっておこうよ」

理子が負けてるので止めた。
これでわかってくれるだろう

守「なんで宮城がそこまで
松原にかまうんかわからん。
なんか理由があるんか?」

理子「松原さん・・・
楽しそうじゃなかった」

司「えっ?」

守「そうなんか?司?」

司「いや・・・わからない
そこまで見れてなかった」

理子「学校おった時って
もっと楽しそうやったよ。

でも昨日は楽しそうでも
なく一緒におっただけで
なんか弱味でも握られて
一緒におるんかなって」

司「そんな感じには・・
見えへんかったけど」

僕にはわからなかった。
違いなんて気づかなかい

理子の考えすぎじゃ・・
ってさすがに思った。

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