第1212話 8時前

2024年9月4日

第42部-バイト仲間-

t f B! P L
母「司ぁ~。朝やで~。
いつまで寝てんのぉ~」

司「ん・・・何時?・・・
うわっ。もうこんな時間」

起きたら8時前だった。
急いで服を着替えそのまま
すぐにリビングへ降りた。

司「あかん。あかん。
遅刻してまうわぁ~」

母「司ぁ。朝ご飯は?」

司「ごめん。遅れるから
今日は学校で食べるわ」

母「じゃあ。はいっ。
これ学校で食べときっ」

司「ありがと。じゃあ
行ってきまーす」

カロリーメイトをもらい
アドレスに乗り学校へ。

司「ふー。ギリギリや」

なんとかギリギリで
間に合ったのでよかった

教室に行くと理子も守君
も学校へ先に来ていた。

理子「おはよう~。今日
ギリギリやったやん」

守「昨日遅かったんか?」

司「あー。ちょっとね。
なんか色々と疲れてんよ

バイトの人って気使うわぁ
先輩とかなんやの?って」

理子「あー。わかるわぁ~
あたし彼氏おるってだけで
先輩から別れろ言われる」

司「えっ?なんでよ」

理子「彼氏おったり彼女が
おったら冷やかされるねん
めっちゃ聞いてきて別れて
しまえみたいに言われる」

守「すごいな。マクド」

司「かなりひどいって」

やっぱり・・・ここだ。

バイトよりもここが僕には
居心地がよかった。

気楽に話せるしどうでもいい
話しでも楽しくなれる。

それからいつも通りの日常を
すごしてバイトへ向かった。

休憩室には中谷さんがいた。
いつも通り挨拶をする。

司「おはようございます」

中谷「おはよー。宮根君。
昨日は色々ありがとうね」

司「いえいえ。こちらこそ」

中谷さんは普通だった。
なので僕は安心した。

司「さてと。それじゃあ
今日も頑張りますかー」

中谷「うん。そうやねー。
・・・宮根君。あたし昨日
言ったことは本気やから」

司「・・・えっ?」

中谷「それだけはちゃんと
伝えておきたい事やから。
じゃあ・・・先に行くね」

中谷さんは先に仕事へ行く

司「終わってないの?」

昨日終わったと思ったのに
まだ続いてるとか・・・

女ってほんとにわからない

それからバイトに入っても
今までと変わらないように
いられることができてた。

そうして日常が過ぎていき
気がつけば6月に入った。

梅雨の季節。バイク乗りに
とっては嫌いな月だった。

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