第1208話 近い

2024年8月30日

第42部-バイト仲間-

t f B! P L
中谷「はい。どうぞ~」

司「ありがとうございます」

コーヒーを入れてくれて
また座って話そうと思うが。

さっきよりも距離が近い。
隣に座ってきていた。

司「ちょっと。近いです」

中谷「ええやん。別に~。
それで彼女とは中3から
ちゃんと付き合ったの?」

司「そうです。周りからは
いまさら?って言われて
冷やかされましたけど」

中谷「そうなんやぁ~。
じゃあ経験人数は1人?」

司「そうです。そうです」

中谷「ふーん。他の女性と
やりたいとかないの?」

司「うーん。別にそんなに
思わないですね~」

中谷「普通思うと思う。
男の子やったら普通そう」

司「あー。まぁ確かに。
でもそれで理子を失うって
思ったらどうでもよくて」

中谷「失う?別れるって
ことやんね」

司「別れるとは違うかな。
いつも近くにいる理子が
いなくなるのが嫌なんです

一時の快楽で理子からの
信頼なくしたら嫌ですよ」

中谷「そんな重く考えんと
もっと簡単に考えたら?」

司「簡単に考えたらあかん
女の子なもんですから」

中谷「彼女が他の男の子と
浮気してたらどうなん?」

司「しょうがないですけど
別れますね。やっぱり」

中谷「一回他の人と寝た
だけで別れんの?」

司「1回でも2回でも一緒
ですから。一度でもそんな
事があったら今後付き合う
ことに支障がでますしね」

中谷「以外と固いんやね」

司「そうじゃなかったら
女の子は彼氏として嫌って
いうの知ってますから」

中谷「確かに・・・ね。
あ~。もう宮根君めっちゃ
好きなってまうねんけど」

司「何言ってるんですか?
もうお酒飲んでませんよね」

中谷「彼女おってもいいから
あたし宮根君と付き合いたい
・・・あかんかな?」

司「冗談でもダメですよ。
中谷さんモテるんですから」

なんだ・・?この人・・?
いきなり態度が変わりだした

ちょっと怖くなってきた。

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