第1207話 着替え

2024年8月29日

第42部-バイト仲間-

t f B! P L
ピリリリッ・・ピリリッ
僕の携帯が鳴り出した。

司「桂木さんです。
ちょっと電話出ますね」

中谷「うん。じゃあ今の
うちに着替えてくるわ」

中谷さんは別の部屋へ。
僕は電話に出た。

司「はい。お疲れ様です」

桂木「おー。宮根君。
中谷さんちゃんと送った?」

司「ええ。送りましたよ。
僕もそろそろ帰る予定です」

桂木「え?今どこおんの?」

司「中谷さんの部屋で
コーヒーいただいてました」

桂木「えっ?マジでか?」

司「はい。1人暮らしで
話し相手おらんそうで少し
話しがしたいってことで」

桂木「そうか。まさかやと
思うけど泊まんのか?」

司「帰りますよ。変な心配
しないでくださいよ。何も
なくちゃんと帰りますから」

桂木「じゃあまた帰ったら
電話してくれ。メールでも
ええからしといてくれ」

司「はいはい。心配なら
今度から桂木さんが家まで
送ってあげてくださいな」

桂木「それやねんけどなぁ
俺送っていったるって言う
ても向こうが断るねんや」

司「変なこと考えずに
してたら断りませんって」

中谷「お待たせー。あれ?
まだ電話してんの?」

中谷さんが着替えて来た。
部屋着に着替えてきてた。

司「なんか桂木さんが僕が
中谷さんに変なことすると
思ってるみたいなんです」

中谷「めっちゃうざいなー
なんなん?桂木君邪魔や」

中谷さんに電話を変わった
中谷さんがイライラしてて
電話を代わって終わらせた

中谷「もう。なんなん?
せっかく宮根君とゆっくり
話しできんのに邪魔して」

司「桂木さんもゆっくり
中谷さんとお話したいだけ
じゃないですかね?」

中谷「そんなんいらんよ。
あたし話すことないしね」

司「ぶった切りますね。
あーもう遅い時間なったし
そろそろ帰りますね」

中谷「えっ?もうちょっと
もうちょっとだけお願い」

司「もう1時半ですよ。
中谷さんもお酒入ってるし
そろそろ眠たいでしょ?」

中谷「全然。平気やで」

司「じゃあ・・・コーヒー
もう一杯だけくれます?」

中谷「全然いいよ~。
待っててね。作るから~」

1人暮らしってそんなにも
寂しいのか・・って思った

僕は何も気づかないまま。

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