第1201話 お先に

2024年8月22日

第42部-バイト仲間-

t f B! P L
そっからは無理やり会話を
変えバイトの話しをしてた

みんなが共通で話せる会話
は結局バイトの事だから。

中谷「ん・・・んんっ」

中谷さんが起きた。

桂木「あっ。起きたで」

司「山辺さんか桂木さん
介抱してあげたほうが」

山辺「あっ。そやな」

そっとパスを出した。
これで大丈夫だろう。

チーフ「大丈夫?中谷さん」

中谷「んー。大丈夫ー。
ちょっと頭が痛いけどー」

山辺「大丈夫ちゃうやん」

桂木「飲みすぎやって」

誰も気遣えていない・・・
なので僕が動くしかない。

司「すいませーん。お冷や
ひとつくださーい」

中谷さんがボケーっとして
すっと僕の横へ戻ってきた

中谷「ありがとう。宮根君」

司「みんな心配してましたよ
山辺さんも桂木さんも」

中谷「えへへ。ごめんね」

司「僕に言うんじゃなくて
2人の方見て言って下さい」

中谷さんは僕に謝ってた。
完全に変な感じになってた。

理子がいたら終わりだろう。
完全に誤解されるパターンだ

時計を見るともう9時に
なっていた。

理子を迎えに行かないと
いけない時間になっていた。

司「すんません。僕は彼女と
約束あるので先帰りますー」

中谷「えー。いややー」

司「お金適当に置いときます
ので余ったら返して下さい。
じゃあお先に失礼しまーす」

僕はそそくさと帰っていった
店を出てすぐ理子に電話して
迎えに行って一緒に帰った。

理子はブスーッとしながら
バイトのみんなと遊んだのが
どうだったのか聞いてきたが
思った通りあんま楽しく
なかったよ。と言った。

色々と疑われたりもしたが
別になんもなかったのと迎え
にきてたことですぐ収まった

理子を家まで送って僕も家に
帰る途中に携帯が鳴った。

着信を見ると・・・

司「うわぁ。出たくないなぁ
でも出なしゃあないか・・」

中谷さんからだった。

司「・・・はい。もしもし」

中谷「もしもし~。宮根君?
彼女は家まで送ったぁ?」

やたらとテンションが高い。
なんか嫌な感じがしてきた。

司「ええ。送りましたけど。
今日はお疲れさまでした」

中谷「何言ってんの?今から
またこっち戻っておいでよ」

司「えっ?あれっ?」

もう帰ってゆっくりしたい。
彼女送った後に再合流とかは
さすがに考えていなかった。

このブログを検索

ページビューの合計

90,535

Translate

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

QooQ