第1196話 一生懸命

2024年8月15日

第42部-バイト仲間-

t f B! P L
それからむきになって
みんな一生懸命してた

司「ああっ・・あかん」

中谷「あははははっ」

チーフ「よーしっ」

2ゲームほどして店を
出て7時になったので
夜ご飯を食べに行く。

僕はブスーッとしてた。

中谷「ちょっと。宮根君
なにすねてんのよ?」

司「思った以上に・・・
なんか下手になってた」

アベレージが96だった
平均が60も下がってた

さすがに納得がいかない
自分自身に納得できない

中谷「ほらほら。そんな
ふてくされてたらみんな
気を使ってしまうやん」

チーフ「今日のが実力と
は思ってへんからぁ~」

司「なんでかな~もっと
上手くできてたのに」

中谷「ほら。もう終わり
ボーリングは終了~」

気を使ってくれたのか
中谷さんはボーリングの
話を避けるようにした。

少し歩いて何処のお店に
入るかチラシで見ていた

みんな何処でもいいと
言うので適当に決めた。

食べ放題のある居酒屋。

未成年は飲まないでおく
という条件で決まった。

金曜日という事もあって
やたらと込んでいた。

司「そっか金曜日か」

中谷「ちょっと待って。
あたし友達おんねんよ」

中谷さんが知り合いと
いうイケメンスタッフを
見つけて話をしていた。

どうやら大学の同級生で
よくしてくれるらしい。

なんか話をつけてすぐに
いい席へ通してくれた。

司「おおっ。個室やん」

中谷「あれ?宮根君って
居酒屋来た事あんの?」

司「えっ?あっ・・・
ううん。違う。ないよ」

中谷「ほんまに?普通
居酒屋って個室ちゃうし
知らなかったらそんなん
言わへんと思うけど」

司「さっ。座りましょ。
ゆっくりしましょうよ」

無理やり話を流した。
適当に席に座って待った

中谷「みんな何にする?
決まったら言ってね~」

司「ウーロン茶」

中谷「メニューも見ずに
ウーロン茶って言う?」

司「ウーロン茶ぐらいは
何処でもあるから・・」

中谷「まぁええけど。
はい。他はぁ?」

・・・焦った。
飲まないとなったらほぼ
ウーロン茶しかなかった

他のみんなはメニューを
見ながら色々迷っていた

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