第1192話 そういう話

2024年8月10日

第42部-バイト仲間-

t f B! P L
中谷「じゃあそういう事
でまた連絡するから~」

司「あっ。ちょっと~」

中谷「ごめん。レポート
あるから今日急ぐねん。
またメールするから~」

中谷さんは帰って行った
大学のレポートがあって
忙しそうだった。

司「参ったなぁ・・・」

どっちも行く気がない僕
にとってはわりと困る。

行きたい人だけで行けば
いいもんだと思ってた。

そして翌日学校で・・・
守君にその事を話してた

司「っていうことやねん
どう思う?それって?」

守「わからん」

ものすごーく面倒くさい
感じで即答で言われた。

でもここで引いたら話が
終わらされるので続ける

司「そやねんなー。僕も
ようわからへんねんな」

考えてもわかるもんでも
ないしわかるわけがない

守「遊んできたったら
ええやんけ。そうしたら
問題ないんちゃうの?」

司「遊びたくないしなー
だいたい僕バイトの人に
そんな興味がなくって」

守「つまらへんのか?」

司「かなりね。なんかー
ブランドの服の話しとか
原付乗りたいとかそんな
話しばっかりやねん」

バイトをしている学生は
そういう話が多かった。

守「ふーん。それは・・
きっついなぁ・・・」

司「熱くないねんなー。
熱がなくてつまんない」

守「はははっ。先生の
言ってる事そのまんま
やんけ」

司「ええねん。生徒や
からパクッてもいい」

守「まぁ確かになー。
でも熱がなくても一回
遊びに行かなその問題
終わらんのちゃう?」

司「えっ?なんで?」

守「ようわからんけど
バイトだけの付き合い
やったら表面ぐらいの
付き合いやろうからな

司も普通って勝手に
思われてるんちゃう?」

司「うーん・・・でも
なんか違うって言われた
それはまた違うんかな」

守「だから知らんけど。
そういう事かな?って
思っただけや。見た目
普通の真面目ちゃんやし
そう思われてるの多い」

司「あっ・・・そっか。
それでかもしれへん」

学校でもそうだった。
表では静かにしている。

バイト先でも多分・・・
そうだったのだろう。

司「しゃあないか・・・
じゃあ一回行っとくよ」

守「おう。行っとけや。
つーかそんなもんで悩む
方がおかしい思うけど」

司「時間もったいないし
僕は鍛錬みんなより短い
し時間あんまないから」

守「やる事多いもんな。
なんとか時間作ったれ」

自己鍛錬に自己修練に
知力鍛錬に理子との
デートに道場のみんな
との集まりにバイトも
して夜遊びもしてると
とにかく時間が足りない

僕の場合は特に・・・
太極拳だけだったから。

中学までにしておくべき
鍛錬と経験が足りてない

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