第1187話 怖い経験

2024年8月5日

第41部-悪の対抗-

t f B! P L
守「竹内。それは違う。
完全にお門違いやぞ」

竹内「えっ?なんで?
あの2人やって僕と一緒
で先輩らにいじめられて
ただけみたいやから」

守「同じやないねん。
お前はただの学生で周り
に迷惑かけてへんねん。

でもあいつらは髪染めて
いちびってるやないか。

いちびってる以上はな。
痛い思いする事あんねん
怖い経験もする事もある

そこを避けて調子に乗る
ことはさせへんねんや。

だから・・・助けない。
竹内とは違うねんから」

竹内「そんな・・・」

僕らは正義じゃない。

もし竹内君がツッパッて
たら僕らも何もしない。

ただ・・普通の枠で真面目
に生きてきている人の邪魔
をしてるのが許せなかった

安全圏で不良をしていて
同じ不良じゃない者にだけ
威張る痛みを知らないよう
な連中は痛みを知ればいい

安全圏で不良をしていても
安全圏外で不良をしている
いわゆる本物と言われてる
連中ともめることもある。

痛みを知らなければ・・・
やりすぎてしまうのだから

後悔も一緒にしてしまう。

司「・・・というわけで
あの子俺らの貯金箱やから
今後手出しせんとってよ」

??「それだけ・・・か?」

司「うん。それだけやで。
あの2人が俺らの貯金箱を
とろうとしたんやんか」

寒原「おう。わかったわ。
今後あいつに誰か絡んで
たら俺がしばいとったる」

司「じゃあ頼みますね。
あっ。俺ら別に貯金箱に
手を出されない限り他の事
でしゃしゃり出てくるって
言う事はしませんのでね」

お互いに条件を出してた。
お互いに条件を飲んだ。

司「じゃあ・・・これで」

寒原「おい。・・・待てや
お前ら名前教えてくれや」

司「そうですね・・通称は
僕がアトロ。あっちが・・
バアト。それで通ってる」

寒原「アトロとバアトか。
わかった・・・覚えとく」

司「じゃあ失礼します。
あっちの2人はみなさんの
好きにしたって下さいね。

あいつらがこの喧嘩の原因
作ったんですから」

??「おう。あいつらからは
きっちり責任とるからな」

司「お任せします」

それだけ伝えて僕も戻った

守「話し終わったんか?」

司「うん。交渉完了した。
とりあえず離れようか」

守「なんでや?」

司「ほら。あの2人の責任
今からとらされるみたい」

守「あぁ・・・そゆこと」

竹内君のいる前で山伏と
真島が殺される勢いでの
しばきを見せれなかった。

今からすぐ責任取らされる

不良の先輩はすぐに責任を
取りにくるもんだから。

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