第1172話 一時避難

2024年7月15日

第41部-悪の対抗-

t f B! P L
守「けっこう多いな。
引いた方がええか」

守「おい。逃げるぞ。
このままじゃあかん」

司「えっ?あっ・・」

集中していた精神が
一気に切れた。

守「早く。逃げるぞ。
木刀捨ててまえって」

司「くそっ・・・」

守君がそう判断したの
なら黙って聞く。

何か策があるのだろう

僕は木刀を放り投げて
守君についていった。

??「逃がすかいやぁ」

狭い道を中心に段差の
ある場所を飛び越えて
移動していった。

司「こんなとこで・・
パルクールの習練が
生きるなんて・・・」

山の中での鬼ごっこ。

高所からの飛び降りに
高所への上り方技術が
こんなとこで生きる。

僕は中学校からなので
たいして上手くないが
小学校の頃からしてる
道場の連中はもっと
華麗に移動できてた。

僕ももっと早くから
やってればよかった。
って・・・思った。

その分辛いけど・・・

ある程度逃げた後・・
僕らは木の中に隠れた

??「この辺おるやろぉ
とにかく探せよぉ」

??「おらぁ。出て来い
隠れても無駄やぞぉ」

不良達から不良へと
繋がり祭りになってた

僕たちがターゲットに
なり狙われていた。

司「ふー。とりあえず
一時避難はできたね」

守「あぁ。そうやな。
まだ安心はできんが」

司「ごめん。僕が遅く
なってしまったから」

守「それは別にええ。
竹内の安全が優先や。
竹内は無事なんか?」

司「一度非難させた。
もう家に帰ってると
思うねんけど・・・」

守「そうか・・・
それやったら安心や」

守君のダメージは
かなり大きそうだ。

外傷はあまりないが
内傷がきつそうだった

司「どうする?今回は
このまま逃げる?」

僕らの地元じゃない。

だから別にこのまま
隠れて逃げてもいい。

だから聞いてみた。

守「いや。戦うけど。
逃げる程の相手か?」

その答えを聞いた時
僕は安心した。

そして・・火がついた

司「じゃあ・・勝とう
やるからには勝つよ」

守「当然やないけ。
ただ今は休んどく」

守君は冷静だった。

体力の回復を優先して
夜に仕掛ける気だった

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