守「・・・応援か。
こりゃあまいったな」
??「仲間はおんねん。
いっぱいおるねんや」
守「判断ミスッたか。
最初っからやっとけば
よかったんやな・・」
??「終わりや。お前。
強かったけどな。ん?」
司「っと。お待たせ」
守「・・・あ?」
??「なんや?逃げたん
とちゃうんかいや」
司「今から逃げるねん
まだ・・・動ける?」
守「きっついな・・・
動くんが精一杯やわ」
??「どこに逃げるんや
逃げ道ないやろうが」
司「たしかになー。
でも逃げないと・・」
??「逃がすかいやぁ。
これからおもろくなる
っていうのによぉ」
司「そう言われても
こっちはなーんにも
おもんないっての」
落ちていた木刀を
とりあえず拾った。
1本を守君に渡して
もう一本も拾った。
司「これで抜くよ。
正面から真っ直ぐ」
守「どっちや?剣道
か剣術なんか・・」
司「剣術で・・・」
本来木刀の場合剣道
の方が有効なのだが
間合いを制するのに
時間がかかるので
選べなかった。
時間がなく正面から
真っ直ぐ行くのなら
選ぶのは・・居合い
鞘がほしいとこだが
そこはしょうがない
文句は言えなかった
司「後ろついてきて
ここは僕が抜くし」
守「あぁ・・頼む」
僕が先頭に立ち前に
ゆっくりと歩き出す
左手で柄を軽く掴み
右手は添えるように
して正中を真っ直ぐ
にして摺り足で歩く
いつでも・・・初速
が変わらないように
体勢を維持しながら
??「なんや・・・
この寒い感じは・・」
殺気も威圧もない・・
ただ間合いに入った
瞬間に全霊をかけて
振り抜く事だけに集中
していた・・・
??「おっ?来た来たぁ
こっちやぁ。おいー」
そうこうしている間に
援軍が後ろから来てた
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