それから何度も走らせ
わかるまで教えていた。
教えてもらって実際に
やって体で覚える。
基本中の基本だった。
鍛錬を応用していた。
気がつくと・・・もう
3時ぐらいになっていた
守「よーし。休憩しよか
お茶の時間にしよーぜ」
竹内「あー。疲れたぁ。
めっちゃ神経使ったよ」
司「最初はそうやねん。
運転は疲れるねんな~」
竹内「あっ。そういえば
祭りあるんやけど行く?
そこでなんか食べへん?
俺が2人の分おごるし」
守「じゃあ甘えるかな。
悪いな。ご馳走なるわ」
司「たこ焼き食べたいし
りんご飴も食べたいな」
竹内「うん。いいよ。
好きなん食べてくれたら
ええし気にせんとって」
一度家に戻ってから
竹内は着替えて出てきた
3人で一緒に歩いて祭り
の公園まで向かった。
守「坂ばっかやんけ。
なんでこんな坂やねん」
司「気温も少し寒いし」
竹内「この辺り山やから
しょうがないねんよ」
文句ばっかり言ってた。
電車は高いし坂が多いし
コンビニもろくにないし
なんかやたらと寒いので
不便でいらついてたから
文句ばっか言いながら
歩いてると公園が見えた
なんか人が多かった。
竹内「あっこ。あっこで
今日祭りやってんねん」
守「完全に地元祭りやな
うわぁ。なんか嫌やわ」
司「中学生の為の祭り
って感じがするけど」
完全に地元の小学生と
中学生の祭りだった。
小学生と中学生達が
楽しそうにしてたから。
守「うーん・・・なんか
美味しそうなんある?」
司「たこ焼きあるやん。
ハンバーグもあるで?」
竹内「じゃあ食べる?」
司「うん。食べよう。
ほら行くで。守君」
守「なんでテンション
上がってるねんな・・・
わかった。待ってくれ」
なんか出店が多くて
色々食べたくなってた。
僕と竹内君の2人で
ちょっとはしゃいでた。
司「んまーい。これ~。
おでんが美味しいわぁ」
守「おー。ほんまやなぁ
だいこん超美味いやん」
竹内「なんかさっきまで
と違って楽しんでる?」
司「一応祭りやからね。
否定する訳にいかんし」
守「なんとか自分なりに
楽しむようにせんとな」
中学の時道場で先生から
嫌ってほど教えられた。
祭りやイベントごとは
他人側の問題がある。
自分が楽しくなかったら
なんとかして楽しくする
それでもできないのなら
その場から去ればいい。
盛り上がる人達だけで
盛り上がるのが祭り。
しかも僕達は地元の人間
じゃないので言えない。
言うぐらいなら去ってる
そうすれば一生懸命する
人に迷惑がかからない
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